霊障とは、
成仏していない霊が引き起こす障りのことです。
生きている人間に対して不幸を起したり、病気にさせたりするものです。
原因不明の難病や、家庭内のトラブル、生活苦といったさまざまな障りを引き起こします。
何らかの理由で、この世に大きな未練を残して、不成仏礼となってしまった霊が、自分の苦しみを生きている人間に気付いてほしくて、障りを引き起こすというわけです。
つまり、きちんと成仏させてほしいという、サインを出しているということです。
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目次です。
霊障の症状にかかりやすい人や症状がない人の特徴
霊障の症状にかかりやすい人の特徴は、やさしい人間や、霊に同情しやすいという特徴があります。
逆に、霊に憑かれにくく、霊障の症状がないという人の特徴は、
- 霊を哀れまない
- 度胸試しや怪奇スポットなどには行かず霊との接触を避ける
- 霊のことは考えないし認めない
- 非常に強い欲は持っていない
- 嫉妬や憎しみを持たずネガティブな思考はしない
- 誰かを傷付けたり、騙したりする悪だくみはしない
などが挙げられます。
*憑かれやすい人の特徴に気を付けていれば、たとえ霊が憑いたとしても、霊は居心地が良くないので、憑いた人の身体から出て行くようになります。
水子霊
特に気をつけなければいけないのは、水子霊だといわれています。
自分が水子霊を持っていなくても、水子も持っている人と親密な関係を持った時に、水子霊が憑く場合があります。
男女のうち優しい方に、水子霊は憑くようです。
水子霊は、自分を成仏させてくれそうな優しい人を選んで、人から人へと移っていきます。
そして、この水子霊が、もっとも霊障の症状を引き起こす霊となります。
女性に水子霊が憑いた場合
女性に憑いた場合には、子宮の病気や胸部の病気にかかりやすくなったり、男女共通して良縁に恵まれないという症状を引き起こします。
子供への影響
水子の霊障は、子供にも悪影響を及ぼします。
子供が凶暴になり、暴力や犯罪行為を急に行うようになります。
親と子が争う
水子の霊障では、親と子が争うことも多くなります。
これは、「肉親血縁相尅の因縁」と言われ、三大悪因縁のうちの一つです。
この因縁により、悲惨な事件へと発展することもあります。
なぜか、子供を見るとイライラしてしまう。
なぜか、親を見るとイライラしてしまう。
霊障によるこうした症状には、親と子どちらにしても、なぜイライラしてしまうのかがわからず原因はない、と言います。
ただ会うとイライラしてしまうようです。
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生霊
霊障は、生きている人間が起こしているということもあります。
これは生霊による霊障です。
特に、恋愛による女性の色恋沙汰の恨みは恐ろしいと言います。
生きていてもそうした恨みがあれば、生霊となり相手の男性に憑りつき苦しめます。
男性側は、原因不明の頭痛や体調不良に襲われます。
これを「色情の因縁」と言います。
また、ご先祖様に女遊びが激しくそうした恨みをかっている方がいると、孫の世代に「色情の因縁」が起こります。
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動物霊
動物霊による霊障も恐ろしいです。
睡眠障害など様々な体調不良を引き起こします。
また、動物霊の祟りは強いと言われていることから、家畜を殺すことを生業にしている業者などは必ず年に何回かは「畜魂祭」なる供養を行います。
企業側も動物霊による祟りを恐れているのです。
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霊障の症状を見極める方法
体調不良やさまざまなトラブルが、霊障が原因であるとはっきりと断言することはできないのですが、見極めるための代表的な症状について、ご紹介します。
目元の変化
憑依されて自分では制御できず、勝手にコントロールされていたり、正常な判断ができない状態の時には、第三者から見ても分かる程、目元の表情が風変りしてきます。
この場合は、周りの人に指摘されることが往々にしてあります。
ラップ音や電化製品に起きる障害
何もないのにパキッという音や、ミシッという音が鳴る、いわゆる「ラップ音」が鳴る現象が起こる時は、障りの現象の可能性が高くなります。
ラップ音がして、鳥肌がたったり、通常とは違った感覚を感じる場合には、霊の障りを疑うことができます。
また、電球が割れたり、テレビなどの電化製品にノイズが走ったり、霊の障りがある場合には、電化製品に障害が出る場合が多くあります。
現在の化学では説明できない現象であり、「ポルタ―ガイスト現象」と呼ばれることもあります。
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霊障の具体的な症状【眠気】
私の知り合いには霊障にかかった人がいます。
時たま酷い眠気に襲われることもあるようです。
また、知り合いによると肩こりや原因不明の精神面の不調に襲われたそうです。
幻聴も聞こえたようです。
このような症状があるとまず初めに疑うのが病気ですが、彼女は初めから霊の仕業なのではないかと思っていたそうです。
なぜ彼女はそう判断できたのでしょうか。
それは、先程述べたように霊障の症状にかかりやすい人の特徴に彼女は当てはまっていたからです。
彼女は、霊の存在を信じていましたし、度胸試しの為の肝試しも何度も行いました。
怪奇スポットなどにも頻繁に出掛けていたのです。
そして霊との接触をひたすらに求め続けていました。
まるで自分から霊障にかかりたいようにも見えます。
結果、彼女には霊障の症状が表れ始め目つきの印象も変わり、まるで狐のように吊り上がった目元になってしまったのです。
何が彼女に取り憑いたのかは分かりませんが、これ以来彼女は無気力になり、外を出歩くこともせず、部屋に閉じこもってしまいました。
症状が出始めてから数年後
それから数年が経ち、今はもうこの症状は出ていないそうです。
しかし、これらのことは一概に霊障だとは素人には判断しにくく、海外などでは、薬事療法による薬などの摂取で症状が改善した、又は収まったなどの事例もあります。
実際に彼女にもう一度詳しく話を聞いてみた所、「あの時は一種の催眠状態に掛かっていたようでパニック状態に陥っていたのかもしれない」と話をしてくれました。
もし本当に霊に憑りつかれているとすれば、強烈な眠気に襲われることもあり、それが事故へと繋がることもあり大変危険なのです。
ですので、安易に彼女のような行動は避けるべきで、余りにも軽率で無謀としか言えないのです。
最後に
ここまで、霊障の症状にかかりやすい人や霊障の具体的な症状(眠気)について紹介してきましたが、先程述べたように自ら霊との接触を試みようとする方もいます。
しかし、彼女のような行動をしなくても掛かる人はいます。
その際は、憑かれやすい人の特徴に気を付けることが重要になります。
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