人生哲学

合う人合わない人がいる人の心理・特徴とその改善方法2つ

投稿日:2018年5月20日 更新日:

 

合う人合わない人というのは、誰だっているものでその心理は複雑です。

しかしながら、組織で働いている方にとってはお客様に合わない人がいることは、マイナスな面でもあるために、早急の改善が望まれる場合もあります。

ここでは、そうした合う人合わない人がいる人の心理・特徴とその改善方法について紹介します。

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合う人合わない人がいる人の心理・特徴

 

一般的な俗説

まず、人間なら誰しも自分と合う人合わない人がいるものです。

出会う人すべてに、好意を寄せるという方はいないのではないでしょうか。

合う人とは、初対面でも「こいつとは上手くやれそうだ」とか「この人とは合いそう」と思うのではないでしょうか。

逆に合わない人とは、初対面で「こいつはなんか嫌いだな」とか「この人とは合わなそう」と思うのではないでしょうか。

人は外見などの視覚情報から相手の第一印象を確立し、無意識のうちにその印象通りの対人認知(他者の存在を言語的・非言語的情報から知覚すること)を行うとされています。

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なので、第一印象が良い人から、お金もたくさん持っている的な話を聞くと「この人は、立派な会社に務めているに違いない」と思い、

逆に、第一印象が悪い人から、お金をたくさん持っている的な話を聞くと、「こいつは、きっと何か悪いことをして稼いだんだ」と思ってしまうのです。

こうしたことを心理学では、「予測の自己実現」と呼び、第一印象で良い人と判断された場合、「良い人は良い人なんだ」という最初の印象通りの結果になってしまうのです。

もちろん自分がそのように相手に好印象を抱いていることは、相手も感じ取っているので、相手からもあなたは好印象なので話も弾みます。

そうして、会話を楽しんでいるとき、あなたは相手に対して「この人は自分と合う人だ」と感じるのです。

つまり、自分と合う人合わない人がいるというのは、すべて自分が作り出しているにすぎないと言えます。

ただどうしてもこの人とは合わない、「生理的に無理」と感じることもあると思いますので、そうした場合には無理をせずプライベートなら距離を置くなどの対策が必要なのです。

協調性がない人

合う人合わない人がいる人の特徴としては、基本的には協調性がない人と言えます。

自分らしくありたいという欲求が強すぎると、協調性がないとも判断される場合がありますが、言い換えれば「個性が強い」ともとれます。

彼らは自分の考えを主張でき、周囲からどう見られようとあまり気にならないともされています。

自己中心的

合う人合わない人がいる人の特徴としては、自己中心的なことが挙げられます。

彼らは、自己中心的な性格なので、当然集団の中で浮いてしまう場合もあります。

自分自分となって、自己中心的な言動が見られるのではないでしょうか。

彼らは職場、学校などで合わない人が多いと孤立してしまうのも一つの特徴です。

合う人

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一般的にみて自分と合う人は、共通点が多い人が挙げられます。

特に性格などは、その一つです。

人間の性格を大きく分けると「外向型と内向型」がありますが、

●外向型は、適応力があり社交的で行動的で流されやすい。

●内向型は、適応するのに時間がかかるが、自分の価値観を重視し周囲に流されない。

とされていて、実際内向型の人同士なら気が合うと感じることが多いと思います。

外向型の人同士も同様です。

しかしながら、内向型の人と外向型の人が合わないわけではないのです。

内向型の人はあまり自分から周囲の人に話しかける、ということはあまりしませんが、外向型の人は、よく話しかけてくれるので内向型の人は話しかけられることで嬉しくなり、仲良くなることも多いのです。

恋愛などでも言えますが、自分と似ている人を好きになったり、一方で逆に自分と全く似ていない人を好きになることもあり、これはもう好みの問題としか言うしかないでしょう。

例えば、プライドが高い人は、自分を高く評価してくれる人に好意を抱くことがあります。

自分に自信がない人は、落ち込んでいる状態なので自分に声をかけてくれ、優しくしてもらうと好意を抱くとも言われています。

合わない人

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一般的にみて自分と合わない人は、どのような人かと言うと、共通点が全くない人と言えます。

趣味、学歴、年齢、仕事、出身地など全く共通点がない場合には、話も弾みにくく、お互いの距離が縮まることは難しいでしょう。

また、第一印象で相手を嫌いになると、それが相手にも伝わり相手からも「嫌い」と思われるのが一般的です。

自分が相手よりも劣っていると思っている場合にも、相手を嫌いになる場合があるので、その人とは合いません。

なので職場などでは、直属の上司などは合わない人と言えるのではないでしょうか。

上司

職場において、合わない人がいるというのは多いと思います。

特に、上司が合わないと仕事がやりずらくなります。

「上から目線で話すから嫌い」「近づきがたいので避ける」「同僚と比較されるのが嫌だ」、など色々とあるかと思います。

しかし、上司が嫌われるのは当たり前のことでもあります。

上司は部下を指示し育て、不始末をした場合には、その責任を問われるからです。

なので、当然部下には厳しく接することが多くなってしまいます。

上司の中には、「自分は部下から嫌われてもかまわない」という方もいらっしゃることでしょう。

それくらい上司も自分が部下から嫌われることは、理解しているのです。

また、職場がいつもなごやかでは、モチベーションを維持できないとも言われることもあり、職場に嫌いな人(合わない人)がいることで、「こいつには、負けたくない」と思え、職場に緊張感がある状態を作り出すこともできると言われていますので、職場において、合わない人がいるというのは決して悪いことではないのです。

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合う人合わない人がいる人の改善方法

 

プライベートで自分と合う人合わない人がいることは、別に悪いことではないのですが、できるならみんなと仲良くなりたいものです。

合う人合わない人がいる人は、仕事上ではかなりのマイナス面になることもあります。

では、合う人合わない人がいる人はこれから先どうすれば、自分と合う人を多くすることができるのでしょうか。

相手に興味関心を持つ

実際あなたが合う人だと思う人とは、いったいどういう人だったのかを想像すると、改善するのはたやすいことです。

そうまず、何かしらの共通点がなかったのではないでしょうか。

例えば、会話の中でインドア派同士なら、「最近○○○の漫画が面白いんだ」などの会話はしてはいなかったでしょうか。

相手の興味関心があることを話題にすることで、相手に気持ち良くしゃべってもらうことができます。

他にも、積極的に会う機会を増やす、悪口を言わない、誠実でいる、自己開示をする(失敗談とか)なども合う人となるための基本的なことではあります。

人に好かれる六原則

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人に好かれる六原則

  1. 誠実な関心を寄せる。
  2. 心からほめる
  3. 笑顔を忘れない
  4. 関心のありかを見抜く
  5. 名前を覚える
  6. 聞き手にまわる

出典:マンガで読み解く 人を動かす

これは、「D・カーネギー マンガで読み解く 人を動かす」という本に記載されていたことですが、

この法則は、初対面の人にも有効ですので、仕事上どうしても会わないといけない人や、固定客を獲得するときなどにも有効です。

人に好かれる六原則で語られていることは、

●相手に対して、誠実な関心を寄せることで、あなたに注意を払ってくれます。

●心から相手を褒めることで、相手を気持ち良くさせることができます。

●笑顔で接することで、より気持ちが相手に伝わります。

●相手の関心のありかを見抜くことで、相手がしゃべってくれます。

●名前を覚えることで、相手は自分の名前を覚えてくれていたんだと嬉しい気持ちになります。

●聞き手に回り、相手が得意なことをしゃべらせると、もっとあなたと話がしたいと思ってくれます。

といった感じのことを言っていて、これを実践することで、あなたは周囲の人達から好かれることが多くなると思われます。

結果、自然とあなたと合う人が多くなるはずです。

 

最後に

 

合う人合わない人がいるというのは、人間として生きている以上誰でも経験する仕方のないことです。

もしそういった人間関係を望まないのであれば、人と関わらない生き方をするしかありません。

仮に誰も周りに人がいない、存在しないのであれば、人と比較することもなく、悩むこともなく生きていけるのです。

ただあなたが改善を望む場合には、合わない人と向き合うことが必要です。

どんな人でも興味関心を持って接すれば、自分との共通点が意外とあるもので、あなたが変われば仲良くなれるものなのです。

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