標語の作り方

標語とは何か、作り方のコツとは

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ここでは、「標語とは何か、作り方のコツとは」について紹介します。

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標語とは

 

標語とは

主義・主張、運動の目的などを簡潔に示した短い語句。モットー。スローガン。

のことを言います。

ちなみに、昔はよくポスターなどに「スローガン」と記されていたそうです。

呼びかける表現をした「標語」のことを、「スローガン」と呼んでいたのだそうです。

また標語は、「キャッチフレーズ」と呼ばれることもあるようです。

しかし、キャッチフレーズの場合には、標語と違い寿命が短く、キャッチフレーズはユーザーの注意を引く、という使命がありますので、標語とは若干違うものとなります。

募集

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標語(スローガン)の募集方法ですが、標語(スローガン)は、一般募集されたり、企業内で募集されることがあります。

標語(スローガン)は、募集することに意味があるとも言われています。

これはどういうことかというと、企業などが標語を一般募集した場合には、入選すると多額の賞金が貰えることが多いので多くの人が応募します。

となると、多くの応募者は企業が出す賞金が目的になりがちです。

ただ、応募者も賞金をもらうためには、良い作品を作るためにしっかりとその企業について勉強しなければいけません。

企業側としては、その過程で商品に興味を持ってもらい実際に商品を購入してもらう。

そうなれば、賞金を出して標語を募集したかいがあります。

つまり、応募者は賞金が目的だったとしても、入選する作品を作るには、募集した企業のこと(広告)をよく知らなければ良い作品が作れないので、企業にとっては、標語を募集することで良い宣伝になるのです。

募集標語のテーマ(種類)

募集する標語のテーマ(種類)も様々です。

古いものですと

・貯蓄奨励標語

・安全標語

・国策標語(戦時中の「欲しがりません勝つまでは」などの標語は、多くの方が知っているのではないでしょうか。)

・節米標語

・生活改善標語

・節約標語

・工場標語

・交通道徳標語

といったものがあります(他にもまだあります)。

時代が進むと

・人権

・人権啓発

・品質管理

・健康管理

・大気汚染防止

・下水道促進デー

なども出てきます。

標語調

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標語(スローガン)は、最近ですと「五七五」調のものが多くなっています。

五七五調は、俳句と同様に十七音で表現され、リズム感があります。

なので、五七五調は標語(スローガン)における基本型と言っても良いでしょう。

もちろん、字余り、字足らず、になっても響きが良く、リズムが良いものなら問題はありません。

 

しかし、初期の標語では、今主流の「五七五調」ではなく、「七七、七五」も多かったと言います。

短律(短い作品)という、短い言葉で簡潔に表現する手法もありました。

例:「この一票の力!」

例:「旅はクーポン」

これらは、短律ですが、どれも力強く簡潔に述べられています。

また、こうした標語(スローガン)は、ポスターへの利用などの際にも有利(文字数など)に働くことからも、昔はよく短律化した標語(スローガン)が選ばれていたのだそうです。

ただ、そうなると似ている作品が多くなるといった点も問題となっていたのだそう。

標語の種類(分類)

標語にも種類があり、標準的な分類(18種類)を下記に載せています。

①対照法……万世一系 億兆一心

②漸層法……家あり 人あり 保険あり

③命令法……愛せよ風景 美化せよ国土

④比較法……百の蔵より内助の賢

⑤前提法……人は信用 電気は利用

⑥警句法……一銭に [「を」の誤り] 笑ふ者は 一銭に泣く

⑦疑問法……見たか 消したか 備へたか

⑧頭韻脚韻法……よい子 よい母 よい保険

からだだ いのちだ それからだ

⑨頭括尾括法……事故は無理から 油断から

乗るも 降りるも 停車中

⑩倒置法……護れ尺貫 日本の血潮

⑪文章格言引用法……花より バナナ

⑫和歌俳句形式利用法……(例なし)

⑬比喩法……文化の流れに ラヂオの波

⑭同韻法……協力は強力!

⑮合ひ語呂法(準同韻法)……キチンと並んで チョキンと鋏み

⑯題名包括法……(例省略)

⑰省略法……ぜひ国産!

⑱新語法……(例なし)

出典:標語誕生!大衆を動かす力(206~207ページ)

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標語の作り方のコツ

 

ここでは、標語のコツをいくつか紹介しておきます。

●コツ(ポイント)

・何より「語感」(語呂)をよくする

・漢字と「かな」をバランスよく使う

・柔らかく表すには「口語体」にする

・禁止形よりも「レッツ表現」がよい

・「問いかけて」注意・関心を喚起する

・響きのよい語の頭をそろえる「頭韻法」

・語尾の韻をふむ「脚韻法」も頭に入れて

・リズム感と覚えやすい「五・七・五」調も

・なるべく「短い文」でまとめる

・「名詞止め」にして切れ味よく

・「繰り返して」印象づける

・「現代を映したワード」を上手に取り込む

・主語と述語を「倒置して」単調さを破る

・何かにたとえて落とす「比喩法」で

・符号(!?<>・)を効果的に使う

・「数字」を入れて調子を合わせる

・対照的な語句を使って際立たせる

・幅広い年代層に親しまれ「共感」呼ぶものを

出典:「標語」の上手なつくり方(51ページ~)

このコツ(ポイント)は、「標語の上手なつくり方」という本の中に記載されているものの一部です。

また、こうした標語(スローガン)のコツは、他の本などでもだいたい同じようなことが書かれています。

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*語感

語感とは、その言葉から受ける感じ。ニュアンスなどのこと。

言葉から受ける感じは、人それぞれだがここで言うのは、多くの人が共通する語感のことだろう。

 

*語呂

語呂とは、言葉や文章の続き具合、調子のこと。

「語呂合わせ」を短くした言葉。

 

*口語体

口語体とは、普段会話で使う、話し言葉に基づく文章の形式。

 

*頭韻法

頭韻法(とういんほう)とは、語頭が同じもしくは同音を繰り返すこと。

例:よい子 よい母 よい保険

 

*脚韻法

脚韻法(きゃくいんほう)とは、最後の音が同一もしくは類似のものにする手法。

「韻を踏む」とも言われます。

例:からだだ いのちだ それからだ

 

*名詞止め

名詞止めとは、「体言止め」のことで最後の文章を、名詞や代名詞で終えること。

例:トラベルで トラブル続きの 航空機

 

*倒置法

倒置法(とうちほう)とは、普通の文章の順序を逆にする手法(主語と述語が逆になる)。

例:出た、出た、月が

 

*比喩法

比喩(ひゆ)とは、あるものを別のものに見立てて表現する手法のこと。

例:きれいになりたい 私はピアノ   (ピアノ調律師協会)

 

他の本(書籍)など

●標語(スローガン)のコツ

・簡潔に述べる

・文字数に気を付ける(17音もしくは18音が理想、18音以上で長いものだと頭に入りにくい為)

・否定表現はしない

・なるべく省略する

・漢字と「かな」のバランスに気を付ける

・名詞と動詞を上手に使おう

といったことが、他の本(書籍)などでは述べられています。

個人的には、紙に書いて、出来上がった標語(スローガン)を声に出して読んでみるのも良いと思います。

 

これから、標語(スローガン)を作成する方は、これらのポイントを抑えて作成してみると良いでしょう。

 

最後に

 

標語(スローガン)とは、一般の人々が後世に残せる言葉を作成できる千載一遇のチャンスなのかもしれません。

そう思うと、創作意欲が湧いてきます。

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