死を目前にした人間の顔には、死相が出ると言われています。
あなたも今までそういったものを感じたことがあるのではないでしょうか。
身内の人間に限らず、テレビなどを見ていても、私たちは時々死相を感じることがあります。
では、死相が顔に出てる人にはどのような特徴があるのでしょうか。
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目次です。
死相が顔に出てる人の特徴
顔にさす影
分かりやすい死相としては、顔にさす影です。
顔全体に黒い影がさすと多くの人はそこに死の予感を感じることになりますが、この黒い影の正体は一般的に抗がん剤の副作用であることが多いようです。
日本人の三人に一人の死因が癌と言われていますが、シミやそばかすの原因ともされるメラニンを産み出す「メラノサイト」という細胞が刺激されることにより、顔全体が黒くなってしまうのです。
おでこに縦線がでる(歪む)
他にも、顔に出る死相にはおでこに縦線がでるなどとも言われていますが、本当のところはわかりません。
前にドラマの設定として、似たようなのはあったようです。
しかし、もし仮にその人物が何かしらの病にかかっていて、極度のストレスを感じている場合には、顔に歪みが生じることがありえます。
縦線とは違いますが、歪みが縦線に見えることもあるかもしれません。
一般的にも言われることですが、苦労やストレスというのは、必ず顔に出ます。
毎日を楽しく過ごしている人と、毎日を病んだ精神で過ごす人、どちらの顔が歪んでいるのかと言えば、後者なのは誰が見てもわかるものです。
つまり、病んだ精神を持っている人の顔は対称性が無くなり、歪んでくるのです。
そう考えると、自分の死期が迫っていて「まだ死にたくない・・・」と思い、この世に未練がある、憎悪を抱いている、という人にそういったものが出てくるのかもしれません。
黒いオーラ
一般的に誰もが感じる死相というのは、顔の色ややつれ具合だったりと分かりやすいものだったりしますが、世の中には別の視点から死相を感じる人たちもいるのです。
例えば、突然死です。
世の中には、本当に何の脈絡もなくいきなり死を迎える人たちも数多くいます。
脳溢血や、事故などその原因は様々ですが、そういった突然死に対して多くの人は驚きます。
しかし、どういった理由でも死を迎える前の人間には死相が出ている、と言われているのです。
霊感のある人たちは、そういった死の予兆をオーラから読み取ります。
死を目前にした人は、黒いオーラで纏われている、と言われています。
なので、霊感の強い人間はその黒いオーラを見ると、死を感じるのです。
しかし黒いオーラが、必ずしも死を招くとは限りません。
妬みや嫉み、憎しみなどの負の感情を強く体内にため込んでいる人も同じように黒いオーラを纏っているからです。
これは霊感のない人でもたまに感じることもありますよね。
そういった負の感情が一番出てくるのは目です。
笑っていても、明るい会話をしていても瞳の奥が薄暗かったり冷たくなっているようなときに、私達はそういった負のオーラを感じがちです。
また、逆に光り輝くような明るいオーラを死相として捉える人も中にはいるそうです。
中でも病院関係者は普段から人の生き死にを多く見ているので、そういう感覚が研ぎ澄まされている人も多いのではないでしょうか。
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死期が近い人の特徴
一般的な俗説
「死期」とは命が終わるときや、命を投げ出すときのことを言います。
死期が近い人は、病院において自分の余命を告知されることもあるでしょう。
特にがんであれば一定の時間が残されているので、「死ぬ前に一度○○をしてみたい。」と言って、これを機会に様々なことにチャレンジする方もいるかもしれません。
また家族や友人達ともっと楽しい時間を過ごしたいと、より今の時間を大切にするものですし、別れの挨拶を済ませる方もいます。
最期は自宅で迎えたい
死期が近い人で家族がいる場合には、みんなに囲まれて最期を迎えるのを望む方も多いですが、現代は高齢化が進んでいますので、一人の方もいるわけでそうした方は施設や病院で最期を迎えることが多いようです。
しかし、そうした方でもやはり自分の死期が近くなると「最期は自宅で迎えたい」「自宅に帰りたい」と願うものです。
やはり最期を迎えるのは、落ち着いた自宅が良いと言います。
ただ中には事情があり「自宅では、ゆっくりと過ごせない」と言って、病院の一室で最期を迎える方もいるようです。
身元整理を始める
死期が近い人の特徴としては、遺書を書いたりなど、身元整理(身辺整理)を始めるものです。
仕事や財産の整理もそうです。
自ら命を投げ出す覚悟の人も、そうかもしれません。
友達にお気に入りだったコレクションをただで譲ったり、今までゴミだらけだった部屋を綺麗に片付けて、なるべく他人に迷惑がかからないようにとの思いからしているのでしょう。
食の好みが変わる
死期が近い人の特徴としては、食の好みが変わると言われています。
これも本当かどうかはわかりません。
ただ、いつもは肉ばっかり食べていた友人が、久しぶりに会うと野菜好きになっていて、他人にも野菜を進めるようになっていたりしたら少し驚くかもしれません。
「死期が近い人は食の好みが変わる」が本当だとすれば、この場合友人は死期が近くなったことで、長生きするために健康志向に考え方が変わったと考えられます。
または、薬の副作用で味覚が変わり食の好みが変わた、といったことも考えられます。
ドッペルゲンガーを見る
死期が近い人の特徴としては、ドッペルゲンガーを見てしまった人です。
ドッペルゲンガーとは、自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種と言われています。
ドイツ語では「二重に出歩く者」の意味があると言います。
ちなみに、日本では影法師、分身などと呼ばれるそうです。
そしてこのドッペルゲンガーと出会うのは「死の前兆」として、古くから信じられているために自分自身のドッペルゲンガーを見てしまった人は、死期が近い人と言えます。
もちろんですが、ドッペルゲンガーを見たからと言って必ずしもそれが「死の前兆」であるとは言えません。
死期が近い人がドッペルゲンガーを見ることが多いためにこうした話が生まれた、といったことも言われているからです。
また有名な話では、ゲーテが馬に乗っている自分を見た、という話もあります。
ゲーテはこの時いわゆるドッペルゲンガーを見たわけですが、その8年後にゲーテは同じ場所で同じように馬に乗り、8年前の自分と全く同じ格好だった、と気づいたそうです。
つまりドッペルゲンガーは、「死の前兆」などではなくて未来からタイムトラベルしてきたものとも考えられる、というのです。
もしドッペルゲンガーを見てしまったとしたら、それは未来の自分の強い念のようなもので「死の前兆」とは全く関係ないものであるのかもしれません。
最後に
人の生き方が様々なように、人の死も様々です。
今世への恨みつらみを抱えて泣きながらこの世を去る人や、人生を全うしてみんなに見守られながら眠るようにこの世を去る人とでは、死相も違って当然と言えます。
そして勿論、「死相が見えた」あるいは「死期が近いとされる行動をとった」からといって、その人がすぐ亡くなるというわけでもありません。
人生同様、死相や死期もまた様々と言えます。
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