世の中には、不思議な力を持つ人が存在します。
その一つに「予知能力」というものがあります。
予知能力とはその名の通り、未来に起こる出来事を事前に予知できる能力のことを言います。
予知能力者として一番有名な人間といえばノストラダムスですが、世間にはひっそりと未来を予知する人間が少なからずいるのです。
そういった人々は、その能力が本物であればあるほど、他人に口外せず秘密をじっと内に秘めている人も少なくありません。
なぜならば、一般的には私達は予知能力というものを頭から信じることはできません。
かのノストラダムスの予言でさえ外れたように、テレビなどで予知能力を使う人々のことを見ても「嘘をついているんじゃないか」と少し疑ってしまいますよね。
なので、「どうせ言っても疑われる」と考えたり、予知した未来を告げたところで気味悪がられるだけではないかと心配し、口をじっと閉じている予知能力者(不思議な力を持つ人)が世の中にはいます。
では、そういった人たちに何か特徴はあるのでしょうか。
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不思議な力を持つ人の特徴
予知能力を持つ人
一般的に予知能力がある人というのは、寡黙な人が多いとされています。
そのせいで周囲からは浮いていたり距離を置かれている場合が少なくありません。
もし自分に予知能力があったらと想像してみてください。
未来を予知できるという能力は素晴らしいものですが、明るい未来だけが見えるものではありません。
悲惨な事故や、親しい友人知人の事故や死まで見えてしまうとしたらどうでしょう。
通常知らなくてよい物事を知ってしまうというのは、必ずしも良いことばかりではないのです。
それで生計を立てるならまた話は別ですが、暗い未来をも見てしまうということはその人の人格に少なからず影響を与えるものです。
それでは、そういった不思議な力はどの時点で備わるものなのでしょうか。
生まれつきそういった不思議な能力が備わっている場合もありますが、後天的にそういった能力を身につけるケースもあります。
それは事故などで脳を損傷した場合です。
人間の脳というものは人体の中で最も未知の領域と言われており、普段実際に私達が使っている脳の部分は全体の約3~5%と言われています。
驚くべきことに約95%あまりの部分が、使われずにひっそりと眠っているのです。
事故などにより脳を損傷することで、脳はその失われた部分を取り戻そうとするかのように働きかける場合があります。
それにより、それまでは不思議な能力とは全く無縁だった人がある日突然不思議な力を身につける場合もあるのです。
予知能力を超えた力を持つ人
不思議な力を持つ人には、予知能力を持つ人も多いですがその予知能力を超えた力を持つ人も存在します。
予知能力は、あくまでも未来予知です。
しかし、中には過去の出来事をも見ることが可能な人もいます。
それは、予知能力や千里眼(浄天眼)といったものとは少し違うもので、いわゆる四次元空間を行き来できる能力と言えます。
四次元の世界とは、今現在の世界である三次元の世界とは違い、時間軸が存在します。
この能力を持つ人は、この時間軸を行き来できるので「過去、現在、未来」どこの時間にも行けると言われています。
実際に、この力を持つ人は過去に行って自分を救ったり、未来に行き自分の状況を垣間見ることができたと言います。
この能力を持つ人によると、「過去、現在、未来」は一体であり、同時進行しているのだそうです。
前世の記憶を持つ人
不思議な力を持つ人の中には、前世の記憶を今も忘れずにいる人達がいます。
それは、アトランティスの記憶だったり、ムーの記憶だったり、知らない文明の誰か全くわからない人の記憶だったりします。
前世の記憶を持つ人達は、いわゆる生まれ変わりで、つまりは輪廻転生をした人とも言えます。
その中でも特に不思議な力を持つ人は、アトランティスの記憶を持つ人だと言います。
アトランティスの記憶
アトランティスとは、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書の中で書き記していた大陸のように大きな島(王国)のことです。
アトランティスは繁栄した王国でしたが、欲望にまみれ堕落したため、ゼウスの怒りに触れ天変地異がおきアトランティスは海中に沈んだとされています。
そんなアトランティスですが、そこに暮らす人々は「神の力」を持っていたと言われています。
そのせいかアトランティスの記憶を持つ人々は、不思議な力を持つ人となるようです。
アトランティスの記憶を持つ人同士だと、違う言語でも通じることができ、アトランティス時代のことも覚えているので会話が弾むのだそうです。
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テレパシー能力を持つ人
不思議な力を持つ人の中には、テレパシー能力を持つ人もいます。
テレパシーとは、超感覚的知覚 (ESP)の一種で自分の思っていることを知覚器官を使用せずに他人の心に直接伝達する超能力です。
テレパシー能力は、他人の心の中の感情や思考をも読み取ることが可能とも言われていて、つまりは言葉を交わさずとも他人と会話できる便利なものなのです。
アメリカなどの研究によると人の脳の尾状核(びじょうかく)には、宇宙からくる様々な波長を捕捉できる無数のアンテナがあって、その尾状核のそばにある視床(ししょう)の中の前核が無意識と意識の回路を繋げた時にアンテナで捕捉した情報が認識されて、テレパシー交信ができる、という話もあり「宇宙人との会話にはもっぱらテレパシー能力が使われる」という説を述べる人もいます。
であれば、周囲に「宇宙人と会話ができる」という方がいれば、それはテレパシー能力という不思議な力を持つ人に違いないのです。
オーラリーディング
不思議な力を持つ「霊能力者や超能力者」は、人間がまとっているオーラと呼ばれるものが見えると言います。
それは、無形の性質であり、空気、気、生命エネルギー、波動エネルギーと呼ばれるものなのかもしれない。
オーラは、人間を卵型に取り巻いていて人によってその色は違うと言われます。
また、オーラリーディング(オーラを読むこと)を得意とする人は、オーラを読むことでその人の調子をも見れるとされています。
このような力は、たぶん選ばれた人にしか持つことは許されてはいないのかもしれないが、普通の人にでもこうしたオーラを見る、感じとる力を体験していると思える出来事というのはあるようです。
例えば、誰かの噂話をしているとそこにちょうどその人物(Aさん)がやってくる、というものです。
これは、Aさんが出しているオーラを感じたから、無意識のうちにAさんの話をしてしまうのだと言います。
さらに、「何か悪いことが起こるかもしれない」という不安や胸騒ぎも、近くにいる人の負のオーラを感じているから起こるものとも言われています。
これは恐怖からくる、負のオーラ(事件、事故など)を察知しているのだそうです。
潜在能力
経験した方は少ないと思われますが、いわゆる「火事場の馬鹿力」という不思議な力を人類は持っています。
火事場の馬鹿力とは、
家が火事になったときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから
切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ
と辞典には載っています。
「火事場の馬鹿力」これは人間が持つ「潜在能力」と呼ばれるもので、人間であれば誰でも持っているものなのです(ちなみに、頭脳に関する能力のときには、「潜在脳力」と記されています)。
ただ、そのような潜在能力をいつでも自由に人間が使用することができるとは言えません。
人は命の危機にさらさられたりすることで、脳のリミッターが外れ結果として、いつも以上の力を発揮することができるのです。
これは、自分以外の人がピンチのときにもよく発生します。
「人は何かを背負おうとすると不思議な力が出るものだ」ともよく言われますが、「誰かのために」とか、そういう無意識的に思ったときに不思議な力がでるように思います。
最後に
不思議な力は、先天的に備わっている場合もありますが、後天的に備わる場合も多いです。
特に思春期の頃には、そうした力が強くなりますが30代、40代という年齢になってから、不思議な力を持つようになった人も多くいます。
潜在意識に働きかけることで、不思議な力を発揮することも可能とも言われていますので、欲を捨て去り、「誰かのために」という気持ちでいれば、いつの日か不思議な力を持つ人になれるかもしれません。
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