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「レガシー」の意味と使い方について

投稿日:2016年11月26日 更新日:

 

テレビなどでよく耳にする『レガシー』という言葉の意味をご存知でしょうか。

恥ずかしながら、私は「スバル車の名前かな…」程度のイメージしかなくて、耳にしても聞き流していました。

でも、最近は日に何度も耳にするようになってきたので、これはマズイと思い調べてみたんです。

そしてやっと理解する事が出来たので、皆さんにも是非知って使って頂ければなあと思った次第です。

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「レガシー」の意味と使い方

 

意味

まず『レガシー』とは、過去の遺産とか先人の遺物という意味と、企業で長い間使われてきた高額で維持するのが難しいけれど、業務に不可欠なコンピュータやソフトウェアの事を指す意味の二つがあるとされています。

最近よく耳にするのは最初のほうの過去の遺産、先人の遺物という意味で使われている場合が多いように思います。

無論、その場の状況や会話の流れを考慮すれば、後記のような趣旨での使い方をされている場合もあります。

オリンピックレガシー

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また、2020年に東京オリンピックが開催されることから、「オリンピックレガシー」といった使い方もされています。

ロンドン五輪大会関係者の談として、

「有形無形の社会変化(レガシー)は大会時に突然生まれるものではない。事前にどれだけ人々の関心や機運を高め、機会を最大限生かすかで、その成果は大きく変わってくる」

出典:2020年東京オリンピック・レガシー

といった使い方がされていることから、レガシーは「社会的遺産」という意味も含んでいるようです。

ただ、そのような大きなレガシーは、大きければ大きいほど、有り難いものでもないようで、渡された方は「厄介なものをもらった」とか、重荷に感じることの方が多いようです。

つまりレガシーとは、実際にはただ相手を困惑させるようなものとも考えられます。

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使い方

では実際に皆さんが職場や学校などで、どのような使い方をすればいいのか例を挙げて考えてみましょう。

職場

職場で同僚との会話だとどうでしょう。

例)「いやあ、昨日は事務のお局と偶然バッタリ遇っちゃってさあ…」などという場合に、お局に代わる隠語的な使い方として使っては無論ダメですよね。

どうせなら、もっと知的な会話で使う事を私としてはおススメしたいです。

例)「倉庫の奥にずっと放置されたままの御社のアノ在庫品を処分する絶好のチャンスじゃないですか」とか「このままこのプロジェクトを過去のモノにしてしまってイイんですか」という場合に使ったりもできます。

学校

学生の場合でしたら、

例)「お前が洋服ダンスに大事そうに仕舞ってあるその服はもう時代遅れってもんだろ」とか「去年卒業した先輩が残していった優勝旗の逸話を後輩たちにも伝えていかなくちゃ」とかそんな場面で使ってみたり。

他にも、普段の会話で色々と応用のきくとても便利な単語だと思いますので、是非皆さんも家族や友人、知人との会話で使ってみては如何でしょうか。

 

最後に

 

何よりここまで読み進んで下さった方であればもう、『レガシー』という言葉をテレビや雑誌等で見聞きしても、すんなりとその会話の内容が頭に入ってくると思いますし、日常会話で他の誰かに使われてもオドオドしなくても済むのはとても大きいと思います。

あ、因みに最初のほうで書いたスバル車の「LEGACY」は日本語で表記する場合、よく見ると「レガシィ」と表記されています。

同じ、LEGACYというスペルでも、レガシーじゃないようです。

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