同じ人に偶然会うというのは、そう何度も経験することではないのでそこに何かしらのメッセージを感じてしまうものです。
偶然会うことが多い異性がいて、相手に好意を抱いているなら「運命」を感じてしまうこともあると思います。
ここでは、そんな偶然会うことが多い人の特徴を紹介します。
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偶然会うことが多い人の特徴
一般的な俗説
偶然会うことが多い人というのは、一般的には、ご縁がある人である場合が多いです。
知らない土地で偶然に会うと「運命」を感じることがあり、二人は強い絆で結ばれているのかもしれない、といった考えに至ることもあります。
通学中、通勤途中に偶然でも何度も何度も会うことがあると、「これは何かあるんだわ」と思ってしまいます。
また、偶然会うことが多いとその人を好きになってしまうこともありますが、これは心理学でいうところの「ザイアンスの法則」や「単純接触効果」というものです。
ザイアンスの法則(第2法則)、この場合には「人は、相手に会う回数が増えるほど好意を持つ」と言われていますので、単純に何度も何度も会っていると知らない人でも好きになってしまうようです。
ただその人のことが「何となく嫌いだ」という場合には、あなたにとっては悪縁であることが多いです。
自分でも「この人のことは苦手だな」と思っていると、自然とその感情が相手にも伝わり、その縁も無くなるケースがあります。
一方でその人のことが「何となく好きだ」「すごく気になる」という場合には、あなたにとっては良縁の可能性が高いです。
待ち合わせもしていないのに、偶然会うのですから当然相手も意識しているはずです。
もし、「またこの人に会いたい」と思うのなら、あなたから声をかけてみるのも良いかもしれません。
ただし、状況にもよりますが何度も何度も会うといった場合には、偶然を装った場合もあります。
女性なら好きな人には偶然を装って近づく、といったことも少なくないので、その時は男性側がデートにでも誘ってあげるのが良いかもしれません。
一方で男性がこうした行為をすると、状況でしたり人物にもよりますが「ストーカー行為をしている怪しい奴だ」と思われてしまうことも少なくありませんので、注意しましょう。
縁のある人と運命の人との違い
偶然会うことが多い人というのは、縁のある人で間違いないですが、その人が運命の人であるかどうかはわかりません。
縁のある人は、偶然会ったり、再会したりする人達のことです。
一方で運命の人は、偶然会ったり、再会した後に「この人には声をかけたい」など、自然と声をかけてしまいたくなる相手であると思われます。
何かしら通じ合い、それを大切にしたいという思いが互いにあれば、縁は深くなっていくものです。
その延長線上に結婚があるようですが、ただ、自分だけがそうした気持ちになってしまっているのでしたら、違います。
相手の気持ちが違っていたら、どうしようもないわけです。
運命の人とは、後になって「この人に出会っていなかったら」とか「あの時、声をかけていなかったら」と思う人だと思います。
こうした相手は、長い人生の中で異性に限らずとも数人はいるのではないでしょうか。
そういった人が「運命の人」だったり「運命の出会い」なのかもしれません。
他人とすれ違うのもご縁
道を歩いていれば、誰かとすれ違うものですが、これもまた「ご縁である」とよく言われます。
例えば、他人と道端ですれ違うのも確率的に言えば、途方もない確率だそうで、多少の縁はあったとも言われています。
「一期一会」という言葉がありますが、まさに一生に一度限りの機会というもので、偶然のように見えて、それは全てあなたにとってご縁がある人であるわけです。
類似性
偶然会うことが多い人は、類似性が関係している場合もあります。
類似性とは、つまりよく似ている性質のことで同じ立場や同じ境遇にいる人達のことです。
同じ悩みを抱えている人でしたら、あなたと同じようなコミュニティに属していることも多いです。
そうなると、ばったり遭遇することも少なくありません。
●性格や興味、趣味が似ている
性格や興味、趣味が似ていると行動パターンも似通ってくることがあり偶然会うことがあります。
●生活環境が似ている
一人暮らしなので仕事の帰りにスーパーなどによると、同じ境遇にいる人と出会うことがよくあります。
●住んでいる場所が近い
仕事帰りによく会う人がいると思っていたら、同じマンションに住んでいたなどです。
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ご縁のある人
偶然会うことが多い人の特徴としては、ご縁のある人が挙げられます。
ご縁とは、良縁、悪縁などがあり、親兄弟は血縁なのでより縁が深いとも言えますが、他人との縁もあります。
「縁がある人というのは、必ずどこかで再会できるものです」とよく言われますが、中には、気の合う人もいれば、気の合わない人もいます。
また、偶然会う人で異性でない場合でも、それはそれでご縁のある人なのです。
同年代であれば、ゆくゆくは良き友達になるかもしれませんし、年上の方であれば良き恩師になるものです。
もちろん異性であれば、パートナーとなる場合もあります。
もし偶然会う人で気になる人がいるのなら声をかけて、話をすることで縁をつなぐことができます。
異性で、いきなり見ず知らずの人をランチ(食事)などに誘うのが無理なら、道を聞いてみるなどの方法もありますので、勇気を出して声をかけて見るのも良いでしょう。
そこで「いつでも会えるから」とそのご縁をやり過ごしてしまうと、そこでその縁は切れてしまいます。
なのでその縁を切りたくないと思うなら、相手をお誘いしてみる。
断られても良いのです。
誘われた方も、もし嫌ならきっぱりと断ることが必要です。
いい加減な人のところにはいい加減な人とのご縁がある
偶然会うことが多い人の特徴としては、ご縁がある人と先程も述べていますが、
もしあなたが「上っ面だけ飾っていれば良い」「どうせばれやしない」「人間外面が良ければ良い」と思っている人だとすると、あなたの周りにもそうした人達が集まってきます。
なので、あなたと偶然会うことが多い人もそうした邪な心を持つ人となってしまいます。
昔から「類は友を呼ぶ」と言いますが、正にその通りで、自分が邪な心を持つ人である場合には必ずそうした縁が構築されていきます。
人間ですので、間違えることもありますが邪な心を持っていると、これから先も邪な心を持つ人達とのご縁が続いていきます。
そうなってくると、何でもいい加減になってきますし、信用もされない人となります。
対策としては、身なりを清潔に保ち、立ち振る舞いにも気を付け、人の苦しみを分かってあげられるそんな温かい心で他人と接し、乱暴な言葉遣いをしないだけでも、良いご縁と巡り合うことができる、と言われています。
いい加減な人のところには、いい加減な人とのご縁があるということですので気を付けましょう。
ストーカー
偶然会うことが多い人の特徴としては、ストーカーが挙げられます。
好きな異性を偶然見かけて偶然を装い、同じ時間のバスに乗る、同じエレベーターに乗り合わせる、同じ時間に帰宅する、などの行為なら誰でも一度や二度やったことがあるかもしれません。
しかし、一方的に思いを募らせて相手の行動を尾行し、一方的に会いに行く、自宅や職場等に押しかけたり、待ち伏せ、つけ回す、監視するのはストーカーです。
また、このタイプは相手が嫌がっているのに行為を続ける、拒絶されても「そんなはずはない、相手もきっと自分のことが好きなんだ」と妄想します。
こうしたストーカー化する人達は、心理的に未熟で他人を思いやることのできない人に多いとされていますので、共通点がある場合には注意してください。
相手を好きになる
偶然会うことが多い人の特徴としては、相手を好きになることがあります。
心理学では、単純接触の回数が多ければ相手に好意が生まれると言われています。
これは心理学では「ザイアンスの法則」や「単純接触効果」と呼ばれるものです。
単純接触効果では、何度も同じ人を見たりしていると次第に違和感がなくなり、安心感が芽生えてくると言います。
なので相手に対して、ポジティブな印象を抱くことにもなります。
ただ、単純接触効果では最初の印象が悪いと、相手にネガティブな印象を与えることがあるともされていますので気をつけてください。
最後に
昔と違い今はネット経由での出会いがあり、「ご縁には事欠かないから大丈夫だよ」「いつでもいい人は見つかるよ」と、思っている人は多いのではないでしょうか。
しかしながら、本当にご縁がある人というのはなかなか見つけるのは困難なようです。
一昔前なら、お見合いも多かったのですが昨今ではあまり見かけません。
そうなるとやはり、自分でご縁がある人を見つけることが必要となってきます。
「偶然会うことが多いのは、何かの縁だ」と思うと、それが運命の出会いになるかもしれません。
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