心の闇とは、何なのでしょうか。
辞典には
心の平静を失って、理非の分別がつかなくなること。
親が子を思う情に引かされて迷う心。
となっています。
また、別の解釈では、心の闇とは「恨み」を抱えている人でもあるとされています。
特に乳幼児期にトラウマを抱えた人達は、自己嫌悪や劣等感が通常の人よりも強くなり、成人してもその恨みは消えることはありません。
従って、「周りの人達を見返してやりたい」と言う気持ちが強く「自分は優秀なんだ」と思っていることが多いです。
言い換えれば、向上心が強い人とも言えます。
人は多かれ少なかれ心に闇を抱えているのです。
ちなみに現代では、暗い過去や経歴上の傷のことを「心の闇」として解釈することが多いです。
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心に闇がある人の特徴
向上心が強いために仕事が長続きしない
前途しましたように、心に闇がある人は向上心が強い特徴があります。
それ故に、2~3年もすれば、自分の仕事をそれなりに覚え「もうこの職場で学ぶことはない…」と言った事は口にはしませんが、上を目指すため(新しいことを学ぶため)に退職していきます。
数年後に再開した時には、お金持ちになっていたり、一流企業に勤めていたなんてことも多いです。
常に微笑を浮かべている
心に闇がある人の特徴と言えば、表情からそれを悟られないようにと、常に微笑を浮かべていることも挙げられます。
これは笑顔から受ける印象を計算に入れた上でやっていることが多く、彼らが計算高いことが分かるものとなっています。
そのため、普段の言動だけを見ると、内心がさっぱり分からないというケースは珍しくありません。
付き合いがいい
彼らは人並み以上に、付き合いのよいことも特徴となっています。
これは何故かと言いますと、他人から遠ざかることにより、集団の中で浮くことを恐れているためです。
故に彼らは集団行動の必要が生じた際は、それを積極的にこなそうとします。
そして周りからはリーダーだと認められることが多く、それが彼らの抱えている問題をより深刻にしていきます。
甘えることができなくなるからです。
誰からも頼られる、いつも笑っている人ほど、心に問題を抱えている可能性が実は高いのです。
本音を話さない
心に闇がある人は、普段我を殺して生きていることが多いため、ストレスをためやすいと言われています。
これは本音と建て前の使い分けが苦手と言うより、本音を全く口にできずに過ごしているためです。
また、彼らは周りから意識して作ったキャラクターを演じることを望まれることが多く、それが息抜きができない要因となります。
いい人だと思われたいと考えている人の悲哀だとも言えます。
記憶力がよい
そして彼らは記憶力がよいのも特徴にしています。
これは頭がよいためと言うより、切り替えが苦手なためです。
何か嫌なことがあれば、いつまでも覚えていて、それがストレスに拍車をかけてしまうのです。
逆を言えば忘れることができない人は、心の中に問題を抱え込んでしまうものだ、と言えます。
記憶力の良さを自慢する人がいたら、その人は本人も気付かない間にいらだちを深めている可能性が高いのです。
ネガティブである
心に闇がある人は、発想が基本的にネガティブということもあります。
これは何かあると後ろ向きに考えてしまう、というのを意味します。
慎重と言えばそこまでなのですが、彼らは些細な失敗をいつまでもクヨクヨと考え込む傾向にあるため、なかなか前へと進めません。
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他人に言えない隠し事があるので自分のことは何も話さない
心に闇がある人は、他人に言えない隠し事をしていることが多いと言えます。
これは先に説明したように、周りから頼られているため、悩み事を他人に打ち明けられないと言うのと、ばれたら社会的に問題視されそうな好意に手を染めた結果そうなったというパターンがあります。
実は…大病を患っている、多額の借金がある、一度刑務所送りになっているなどです。
従って、自分のプライベートなことは一切語らないと言った特徴があります。
しかしそれが自分以外の相手であれば異常に気になり、探りを入れたりすることもあります。
美人である
女性なら美人になりたいと思う人は多いです。
美人であることはメリットが多いように思えますが、同時に美人であるが故の悩みも抱えているのです。
例えば、美人ではない人達からの嫉妬によるいじめや、男性からのしつこい誘い、それによる恋愛トラブル(ストーカー被害)などの暗い過去を持っているのです。
またストレスから性格に変化が生じ、変人体質になったりする人もいます。
昔から美人薄命と言われるように、美人はストレスを溜めやすく、病弱である場合が多いので、心に闇を抱えている割合は高くなります。
爪を噛む
爪を噛む癖は、自分自身を傷つける行為であり、この癖が大人になっても治らない人は知らず知らずのうちに、心に闇を抱えている場合があります。
自宅に限らず職場などの、周りに目がある場面などでこの癖が出てしまうのは、理性をコントロールすることが難しくなっていると考えられます。
その光景は異様です。
心に大きな問題を抱えていると言えます。
真夏なのに長袖でトックリを着こむ人
真夏なのに、長袖でしかもトックリを着ている人をたまに見かけます。
見ている方は「暑そうだなぁ」と思うのですが、それには何らかの理由があると思われます。
一つは病気による手術痕を隠すため、もう一つは自ら首や手首を傷つけた為にできた傷痕を隠すため、又は相手によって加えられた傷であることも考えられ、深い闇がある事を連想させます。
通常こうした傷は一生消えませんので、手首は長袖で、首はトックリやスカーフなどを巻いて隠すしかないのです。
また、職場では一緒に着替えることを嫌がったり、温泉にも一緒に入ってくれないなどの特徴もあるようです。
怪しげな団体や宗教に関わっている人
心に闇がある人に限って、怪しげな団体に勧誘され、「この悩みが解決できるなら…」と怪しい団体に加入してしまうことがあります。
しかしそれは、ねずみ講だったり、宗教の勧誘だったりします。
そして、加入した人達は楽しそうな仲間との活動、パーティーなどの食事会をSNS上にアップしている人が多いのが特徴です。
ただ、SNS上ではリア充との見極めが困難な場合が多いです。
公園に一人でいる人
平日の公園にいるサラリーマン姿の男性を見たことがないでしょうか。
一人でブランコに乗ったり、ベンチで寝ていたり、これは他人の目をきにするあまり、家族にリストラされたことを言えずに、一人悶々と公園で過ごしている可能性が高いと言えます。
他人の目を気にするのは、心に闇を持っている人の特徴ですので、公園にしかも平日に一人でいるサラリーマンは心に闇を抱えていると言えます。
最後に
いずれにしても心に闇がある人は演技力があるため、見抜くのは困難です。
そして、この心の闇は浄化しなければ一生つきまといます。
浄化させる唯一の方法としては、セラピーであったり、心の闇を自分自身で受け止めることです。
そうすれば、自分本来の姿、ありのままに生きることができるようになります。
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