仕事を辞めた、もしくは在職中の方でハローワークでの転職活動を行う際に必要となるのがハローワークカードです。
一般的に就職、転職先が決まるとこのカードは必要なくなる事が多いので、捨ててしまった、紛失した、といった事になりがちです。
また、カードを保有していたとしても「古いから使えるのかどうか分からない?」となる場合が多く、その場合には有効期限を把握する事も必要になります。
ここでは、そういったケースに対応する為、ハローワークカードの有効期限や紛失した際の作り方【再発行】について説明します。
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目次です。
ハローワークカードの有効期限と再発行について
ハローワークカードとは、求職者の登録が終わった後、渡されるカードの事です。
主に、仕事の相談や紹介・各種セミナーの受講など、ハローワークでのサービスを受けるために必要とされるカードです。
有効期限と再発行
基本的には、ハローワークカードの有効期限は受理された日の翌々月の末日とされています。
つまり、1月15日に受理された場合、3月31日が有効期限になります。
もし、この期間内で、就職先が決まらなかったり、いったん就職活動を中止する場合で有効期限が切れてしまった場合には、再発行期間内であれば再び発行してもらうことができます。
ハローワークカードの再発行期間は、求職者登録の申し込みをしてから2年間です。
この間であれば、何回でも再発行してもらうことが可能です。
作り方は、ハローワークの受付にて「カードを紛失した、失くした」と伝えるだけです。(期間内で有れば直ぐに発行してくれます。)
しかし、有効期限を過ぎている場合であれば、求職者情報登録を再度行う必要があります。
ハローワークカードの作り方【求職者情報登録】
ハローワークカードの作り方【求職者情報登録】ですが、ハローワークの窓口に行き、求職者情報登録を行います。
その際、記入しなければならない情報があります。
- 氏名
- 性別
- 生年月日、年齢
- 電話番号、住所等
- 最寄駅
- 転居の可否
- 家族構成、子供や介護が必要な人など
- 希望就業形態、業種
- 就職希望地
- 希望収入
- 希望休日
- その他希望
- 最終学歴
- 資格、免許
- 自動車免許
- 過去の職業(退職理由なども書きます)
- 経験した主な仕事
- 企業への情報公開の可否
など、職業に就くために必要な情報です。
また、これだけ見ると、難しく見えます。
しかし、基本的な作り方は、総合受付で用紙を受け取り、書き方見本に沿って書き、提出して待つだけです。
ここまで、おおよそ10分程度で終わりますが、用紙を提出したのちは、自動的にハローワークカードを作成してもらうので、手続き終了まで待ちます。
窓口が混んでいれば、1時間程度かかることもありますが、大抵の場合、これも10分程度で終わります。
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ハローワークカードのメリットとデメリット
ここでは、ハローワークカードのメリットとデメリットについて紹介します。
メリットとデメリット
まず、一つ大きなメリットがあります。
それは、このハローワークカードを持っていれば、企業の応募や詳細などを見ることができ、「情報の幅が広がり」、就職には欠かせない武器となります。
また、「作り方もさほど難しくない」ということです。
詳細は口述しますが、年齢が達していれば基本的には問題なく作成することが可能です。
しかし、同時にデメリットもあります。
それは、「失くしやすい」ということです。
カードとは言っても、電子カードやプラスチックカードではなく、普通の薄いカードです。
そのため、意外と簡単に失くします。
そして、雨に弱いです。
カードは薄いビニールに入っているのですが、そのビニールを取って財布などに入れていると雨などに濡れてボロボロになる場合もあります。
カードは再発行もできますが、あまり頻繁にすると、職員に顔を覚えられたり、良い思いはしないかもしれません。
最後に
ハローワークカードは、意外に簡単に発行でき、ハローワーク自体も就職の際にはお世話になる事が多いので、行ったことがない方は、ぜひ一度見に行ってみると良いです。
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