子育て

情緒不安定の意味と、原因やその症状の特徴や対処法について

投稿日:2016年1月5日 更新日:

 

情緒不安定とは、ちょっとしたことでイライラしたり、もしくは泣き出してしまったり、気持ちを一定にできない不安定な状態を意味します。

こういう人は、とにかく自分のことを考えすぎて不安になったりします。

すると感情が複雑になって、コントロールがきかなくなり、些細なことで泣いたり怒ったり、テンションがあがったりと抑制がきかなくなります。

優柔不断さや、やる気のなさがでてくる時もあります。

スポンサーリンク

情緒不安定の原因

 

これは、大人でも子供でもなる可能性があります。

原因はストレスや不規則な生活、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。

特に女性は妊娠・出産・月経・排卵などで、ホルモンバランスの乱れが起こると、体調や自律神経に影響しやすくなります。

自律神経は呼吸・消化・発汗などを制御するので、そこに影響が出ると体や気持ちが不安定になってもおかしくありません。

 

情緒不安定の人の特徴【症状】

 

ここでは、情緒不安定の人の特徴【症状】についてみていきます。

子育て中の女性

woman-1006102_960_720

例えば、子育て中の女性であれば、仕事と育児の疲れから幼い子供に当たってしまうこともあります。

イライラが限界まで来るとほんの些細なことでも大声で怒ったりしてしまいます。

しかし、後になって必ずこの事を後悔して子供に謝ることが多いです。

頭ではわかっていても、原因を取り除かない限り、また怒ってしまうのです。

子供の事を考えると、幼い頃に怒鳴られたという記憶は、トラウマになりやすく心を閉ざしてしまうこともあります。

ひとりで悩まず、夫や両親を頼ってみたらどうでしょうか。

社会人(上司)

freee151108008528_TP_V

会社の上司で言えば、誰かが失敗をしてしまった場合、怒りが込みあげてきてそれを爆発させます。

周囲に人がいるにも関わらずここぞとばかりにその場で怒鳴りつけます。

一般の普通の上司であれば、その場ではちょっとした注意で終わらせ、後で別室に呼び出し周りに人がいない状況で怒るのではなく叱るものです。

これでは部下や会社内の人に「あの人にはついていけない、いつも怒鳴ってばかりの口だけの人だ!」というように思われても仕方がありません。

また、このような人は人間性を傷つけるような発言も多いのが特徴です。

「バカ、アホ、」は当たり前、「会社にくるな!会社を辞めちまえ!」もっと酷い言葉を浴びせることもあります。

しかし、後になって必ず何かしらのフォローを入れてきます。

この上司も自分が悪いことをしているという自覚はあるのでしょう、ただこれらの言動は精神的に弱い人にとっては、大変迷惑な行為であり鬱病を発症する原因にもなります。

早急に対処してください。

彼女は情緒不安定かも

  • 極端なネガティブ思考で、いつもネガティブな発言をしている、ネガティブ女子
  • LINEやメールといったツールで常に関わりたがる、かまってちゃん
  • 暴言が多く、外見的にも一般の人達と違うことが多い、ヒステリックであり、恋愛に依存している、メンへラ女子
  • 夜になると寂しさから、電話をかけまくる、電話魔
  • ちょっとしたことで突然キレられたり、怒っていたと思ったらニコニコの笑顔で話しかけてくる、ツンデレ
  • 言葉とは裏腹な心理、さっきまで楽しそうだったのに、「もう会いたくない」そして突然の別れ話。

これらの症状は、情緒不安定からくるものでもあります。

故に「今、彼女は情緒不安定だから仕方がないこれは本音ではない」と許してあげることも必要になります。

スポンサーリンク

情緒不安定の改善法や対処法

 

ここでは、情緒不安定になってしまった場合の改善法を紹介します。

気持ちをコントロールできるようにする

情緒不安定を改善させるためには、気持ちのコントロールを少しでも上達させることです。

根本的にあるのは不安ですが、不安をかき消そうと思うとかえって追いつめられてしまいます。

不安に感じている自分も、受け入れてあげることです。

そして、気分転換の方法も知っておいたほうがいいです。

人の集まる場所に顔を出したり、体を動かしてみて、気持ちが少しでも晴れたら意味があります。

ひとりで何でも抱え込まないようにするのも大事です。

カウンセラーや病院で見てもらう

school_hokenshitsu

あまりに症状がひどくて辛い時は、カウンセラーなどに頼るのもひとつの方法です。

病院にかかる場合は、心の問題だけなら精神科になります。

それが眠れない、気分が悪いなど体調に影響する場合は心療内科に行きます。

生活習慣を変える

不規則な生活をしている方は、生活習慣の改善も必要です。

行き過ぎたダイエットや、タバコやアルコールも、なるべく控えた方がいいです。

食事の場合は、砂糖の摂りすぎもよくないようです。

血糖値は一時的に上がってもすぐ下がるため、正常値より低くなってしまいます。

さらに、ビタミンとミネラルも余計に消費してしまうのです。

カルシウム

牛乳などに含まれるカルシウムは興奮を抑える作用があります。

ビタミンD

吸収率を上げるにはビタミンDを同時に摂取するといいのですが、イワシにはその両方が含まれています。

トリプトファン

肉や魚介類に多く含まれるのが、必須アミノ酸の一つ・トリプトファンです。

これは鎮痛・精神安定・不眠の改善など効果に優れています。

ビタミンC

赤・黄ピーマンに多く含まれるビタミンCは、ストレスに対する耐性をつけてくれます。

 

最後に

 

情緒不安定はすぐには治りません。

なってしまった原因や意味をしっかり理解して、じっくりつきあっていくことが大事です。

スポンサーリンク

関連コンテンツ


-子育て

Copyright© おすすめ情報 ランキングSite , 2024 All Rights Reserved.