最近はYoutubeやニコニコ動画などで、自作の音楽を発表する機会も増えてきました。
そんな中で、自分でも音楽を作曲してみたい、と思ったことのある方は多いはず。
ですが、DTMやMIDIを使うには意外とお金がかかるうえ、専門の知識が必要で、断念した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですがもし、フリーで、しかもお手持ちのスマホで簡単に操作できてしまう音楽編集アプリがあったら、手軽に作曲&編集作業ができますね。
普段からパソコンでDAWやMIDIソフトを扱っているという方も、出先でmidiデータを編集できたり、思いついたメロディーをすぐに入力できるようになったら、日々の音楽活動がもっと効率的に行えるようになるのではないでしょうか。
そんな便利なアプリから、おすすめ3選をご紹介いたします。
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ピアノ+(プラス)
まず一つ目は、「ピアノ+(プラス)」というアプリ。
ピアノの鍵盤を演奏することができるアプリで、ピアノロール式の入力画面やDTMなどの画面に慣れていない方でも、簡単にキーボード入力することが可能です。
お手持ちのmidiデータの読み込みも可能で、midiプレイヤーとして使用することもできます。
音色はサウンドフォントを使用できます。
VSTなどの新しい音源を追加することはできないようですが、もともと入っている音色の種類が多いので、その場で簡単な入力を行うのには十分な機能を備えています。
機能は制限されますが、初めての作曲活動にはもってこいです。
そのまま電子キーボードと同じような感覚で使えるので、仮想ケーブルでmidiソフトと仮想キーボードを繋いで使うよりも、はるかに扱いやすいと思います。
公式サイト(ダウンロード)はこちら☞18つの楽器&楽譜と一緒に弾ける!ピアノ+ - plusadd,Inc
Groove Mixer ミュージックビートメーカー
二つ目におすすめするアプリは、「Groove Mixer ミュージックビートメーカー」というアプリ。
実際に、スマートフォンで作曲や編集を行っている方が、よく利用しているものの一つです。
紹介するおすすめ3選のうち、最も本格的なアプリがこちらになります。
こちらは、簡易的なDAWソフトを謳っており、MIDIをインポートしたり作成するだけでなく、音源化することも可能です。
フリーでありながら高性能で、その名の通りドラムの入力やミキシングまでできてしまう優れものです。
ドラムパターンは256種類あるということで、スマホでこれだけ扱えるというのはなかなか贅沢です。
ただ、こちらは少々本格的な操作になっているため、初めて作曲するという方には、入力画面がまず難しいと思われるかもしれません。
ある程度、メロディーの入力やドラム入力をスムーズにできるようになってから、こちらのアプリをインストールすることをおすすめします。
逆に、このアプリの入力画面に慣れてしまえば、パソコンの有料ソフトを使った本格的な作曲&編集作業も、比較的簡単に行えます。
公式サイト(ダウンロード)はこちら☞Groove Mixer ミュージックビートメーカー
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MidSequer
最後におすすめするのは、最近になってちょっと注目を集めだした「MidSequer」という音楽編集アプリ。
音楽編集アプリの性能としては、ミキシング機能も豊富なDAWである「Groove Mixer」の方が上ですが、このアプリの特徴は、シンプルで見やすい入力画面にあるでしょう。
パソコンで作曲する際、まずおすすめされる「domino」というフリーソフトが日本では人気ですが、こちらはその入力画面によく似ています。
dominoのピアノロール画面に慣れているなら、おそらく一番使いやすいです。
ゼロから曲を作るなら、このアプリがおススメです。
音源等はアンドロイド内のmidi音源に依存するため、沢山は選べませんが、基本的な音を出すことは可能で、ドラムも一通り入力可能です。
通常のトラックに加え、あらかじめドラム専用トラックが用意されており、ただ入力するというだけであれば、面倒な設定はなしにすぐ始められます。
もちろん、ゼロから入力を始めたデータをmidiとしてエクスポート可能です。
スマホだと入力画面がどうしても小さくなってしまうのがネックですが、倍率などをうまく調節すれば、入力しやすくできるでしょう。
トラックわけやチャンネル操作もできるので、簡易MIDIソフトとして活用することがおすすめされます。
公式サイト(ダウンロード)はこちら☞MidSequer
最後に
以上が、フリーで利用できるスマホの音楽編集アプリ、おすすめ3選になります。
いかがだったでしょうか。
ここで紹介した3つのアプリは、音楽編集に必要な基本的な機能を備えたアプリになります。
各アプリストアには、まだまだたくさんの音楽編集ソフトがありますので、ぜひ検索してみてください。
無料で扱えるものでも、ギターやドラム専門の入力アプリなどで高性能なものが沢山あります。
まずは以上に挙げたアプリをいずれかインストールしてみて、それから自分にあったアプリを見つけることをお勧めします。
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