性格を表す(診断する)一つの方法に「S」と「M」がありますが、一般にこの場合に示す性格は、
S=能動的、積極性、サービス精神
M=受動的、消極的姿勢、
を表しています。
ちなみに、Sは攻撃性が強く、漫才においてはツッコミを指します。
恋愛においては、つくさないタイプとなり、ツンデレ要素も含みます。
そんなSですが、最近では「ドS」という言葉に変化しているようです。
Sの最上級の言葉といった意味も含んでいますが、女性が男性に対して、従う、従わない(恋愛)などの意味合いで使われることが多いです。
ここではそんなドSな人の特徴を紹介していきます。
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ドSな人の特徴
自分の意見をしっかりと持っている
まずドSな人というのは、自分の意見をしっかりと持っているのが特徴です。
これは彼らが他人に服従するのを嫌うためです。
他人に逆らうのであれば、自分の意見を持つ必要があり、彼らは理論派であることが多いのです。
それに絡み、彼らは口論となると一歩も引きません。
単なる我儘(わがまま)であれば、途中で論破されて沈黙を余儀なくされることが多いのですが、彼らは自分の性格上言い負かされるのを極端に嫌うため、それに対する備えはできています。
そのため、言い争いになったら毎回勝つ人や相手を泣かせるまでののしるようなタイプは、本人に自覚がなくてもドSな人だと言えます。
リードされるのが嫌い
また、彼らは他人にリードされるのも嫌います。
これは初めて来た場所で案内を受けるときでも、相手の説明があまりにも細かいと、馬鹿にしているのかと怒り出すというパターンです。
彼らは他人の説明を鵜呑みにして行動するのを嫌うため、事前にその場所で何をすればよいのか調べてきていることが多く、ときには専門家でさえ見落としているような問題点を指摘し、自分が単なる素人でないことをアピールします。
単なる我儘や短期と区別する方法としては、その人の意見が正論かどうか確認する、ということになります。
口調が激しくても言っていることが正しいのであれば、その人はドSな人となります。
表情に気分が表れやすい
彼らの特徴としては、表情に気分が表れやすいというのもあげられます。
これは瞬間湯沸かし器のように怒ることが多く、ミスをした相手をたびたび怒鳴りつける傾向にあるからです。
そのため、普段から厳しい顔つきをしている人が多く、滅多なことで笑顔を見せません。
これは性格的な部分と、他人を叱りつけているときにこそ喜びを感じるという本能に根ざしたものであるため、そう簡単に矯正できるものではありません。
自分の主張を必ず通そうとする
ドSな人の特徴は、恋愛でも現れるものです。
彼らは好きだからつきあい始めた交際相手でも、自分の主張を必ず通そうとします。
そのため、デートの行き先も必ず自分で決めようとしたり、相手の服装が気に入らないと文句を言ったりなど、端から見れば暴君のように映ります。
しかし、それを承知して付き合っている人ならば気にならないとされています。
これはドSな人が、自分が何を命じても従う人を見分けるのがうまいためです。
それも特徴の一つになります。
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プライドが高くて怖い
いつも強気でいて、なんとなく怖いという人は周りにいないでしょうか。
関係ない人には、すれ違っても挨拶しなかったりする人です。
社会人であればできる人と言われたりもします。
プライドが高いせいで、人に弱みを見せないといった特徴もあります。
また、優秀な反面、冷酷で厳しいと言った特徴を持っている人は、ドSである可能性が高いです。
几帳面
ドSな人は几帳面であるとも言われています。
従って、何事もしっかりと計画を立てるなどの特徴もあります。
部屋が整理整頓され綺麗であったり、掃除が好きな場合にはその可能性が高いです。
また、段ボールや封筒などの粘着部分を丁寧にカッターやはさみ、若しくは専用のレターオープナーなどで開ける場合には、その可能性が極めて高いとされています。
優越感に浸りたい
ドSな人は、普通の人よりも他人との比較で優越感を感じることが多いと言われています。
恋愛で例えるなら、好きでもない相手に脈ありな態度をとり、告白させて振るなどが挙げられます。
他には、必要以上に他人の学歴や就職先などを聞いてくることも、優越感に浸りたい為とされています。
これは相手の情報を得て、弱点を探っている状態でもあるのです。
また、優越感に浸りたいのは、劣等感が強いことの現れでもあります。
口が悪く精神的な攻撃をすることが多い
ドSな人は、出会った当初は「紳士的な人だな」と感じることもあります。
しかし、徐々に接する機会が増えてくるとわかるのですが、他人の誹謗中傷が増えてきます。
ドSな人は、前途しましたように劣等感が強いです。
つまり、これを消したいがために他人を言葉で責めるのです。
そして、自分よりも優位に立つ人物に対しては、相手の価値を下げ、同等又はそれ以上の立場に立とうとします。
これを「引き下げの心理」と言います。
ちなみに、批判だけではなく、フォローも適度に混ぜてくるのも特徴となっています。
打たれ弱い
ドSな人は、打たれ弱いと言われています。
そもそもドSな人は、優秀な人材である場合が多く怒られる経験が異様に少ない為、打たれ弱くなることが多いです。
普通の人であれば、怒られても「また頑張ればいいや、次は上手くいく」などと思うことができます。
これを「根拠のない自信」といいます。
しかし、ドSな人はこれができずに深く傷つき落ち込みます、これは、優秀であるが故の苦しみでもあるのです。
酷い場合には、ショックで倒れることすらあり、非常に打たれ弱いのです。
最後に
人間関係とは一方的なようで、どこかで相互補完体制となっています。
それを踏まえた上で観察を続ければ、彼らに近づく人の傾向も見えてきます。
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