お姫様抱っこには、体重ではなくコツがあります。

お姫様抱っこをされたい、お姫様抱っこをしてあげたい心理がそれぞれ男女にはあります。

される側の女性からしてみれば、この時に気になるのが体重でもあります。

一方の男性側からしたらこの体重はさほど気になることではありませんが、軽いことに越したことはありません。

目次です。

お姫様抱っこの体重について

お姫様抱っこでは、大体５０㎏程度が良いとされていますが、それ以上でも男性なら何とか持ち上げてくれるでしょう。

抱っこされる時に女性は恥ずかしさから暴れることがありますが、それは男性側の負担が増す行為ですのでやめましょう。

また、この時意識することは「体重が重い」とか、「軽い」などのことではなく別にあります。

お姫様抱っこには、体重よりも大切なコツが存在しています。

結果から言いますと、抱っこされる女性が、自分で意識して、体を引き上げるようにするということです。

すっと背伸びをして、胸を上に上げます。

そして、おなかをへこませるようにして、上体を引き上げます。

さらに、重要なコツは、お姫様抱っこをしてもらう時に、自分で自分の身体を引き上げるタイミングを、合わせるということがコツとなります。

バレリーナやダンサー、ペアのスケート選手も、男性が女性を軽々と持ち上げているのは、このコツを利用しています。

そして、自分で自分の身体を引き上げるようにできるためには、筋トレが有益な方法となります。

ただし、筋トレのために、本格的にジムに通うような必要はなく、ご自分の体形を維持できる程度の筋トレでかまいません。

歩く時に、上体を引き上げて歩くように意識したり、おなかをへこませて、背筋を伸ばすことを習慣化するだけでも違います。

熟睡した子供を抱っこするのは、起きている時に抱っこするよりも、かなり重いということをご存じでしょうか。

それは、子供が眠ってしまっているので、体全部の力が抜けてしまっているからです。

そのために、全体重が、抱えている人に委ねられているからです。

子供の場合には、完全に体重を委ねても、まだ何とか抱っこすることはできるのですが、成人女子となると話は違います。

どんなにスレンダーな女性でも、意識がある状態で全体重を委ねたら、お姫様抱っこが不可能になる場合も出てきます。

身体を普段から鍛えている女性は、外見以上に実際の体重が、重い場合もあり見た目で判断してはいけません。

では何故、筋肉質の女性の体重は普通の女性と比べて重いのでしょうか。

それは、単純に筋肉は脂肪よりも重いからです。

筋肉質の女性をお姫様抱っこする際は、十分に注意する必要があります。

お姫様抱っこをしてもらった時に、彼に負担をかけないためには、持ち上げてもらう女性側の筋力も必要だということです。

一方、お姫様抱っこをする側の男性のコツについては、抱っこする時に、膝ではなく股関節を使うようにし、持ち上げた時に重心をやや後ろに安定させる、つまり、自分に引き寄せるイメージで抱くようにします。

また、女性に腕を首に回してもらったり、身体を固めてもらったりと、協力を仰ぐようにすることなどが挙げられます。

抱っこする際には、腰をしっかりと落し、腰に十分力を入れて持ち上げないと、腰を痛めてしまいます。

腰が高い状態で、腕だけで持ち上げようとすると、腰に負担がかかり過ぎて、痛めてしまう可能性が高くなります。

腕で持ち上げるのではなく、身体全体を使い主に腰で持ち上げるようにイメージしましょう。