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正社員になりたい30代がすべきこと

投稿日:2016年4月2日 更新日:

 

雇用環境の悪化は歯止めが利かず、俗に「ブラック」と言われる企業に搾取された挙げ句、精神や肉体を病んで退職してしまう人は、昨今では珍しくありません。

しかし30代を過ぎてから、「もう一度正社員になりたい」と思っても、受け皿が殆どないというのが実情です。

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どうしても正社員になりたい【30代】

 

書類審査の段階で落とされ続け、就職活動をする意欲をなくし、そのまま引きこもりになったりニートになる人もまた後を絶たず、この頃ではフリーターを名乗るのでさえ困難になりつつあります。

では、正社員になりたいとの希望を捨てかねる30代に希望はないのかと言えば、それはあります。

「ハローワークに行っても年齢制限でひっかかるし、そもそも面接にまで辿り着くことすらできない」と訴える人でも潜り込めるところは、やはり「業界自体が問題を抱えているので有名なところ」です。

外食・介護・金融・住宅・宿泊など、社員の待遇の悪さで知られる業界は、今の日本では多数あります。

評判が悪いというのは裏を返せば「志願者が少なく、競争相手がそもそもいない」ということでもあります。

「安い給料で若い人を雇えても、中高年を雇うことはできない」と考えている経営者は多いですが、募集をかけても人が集まらないとなれば、多少の年齢は問題にされなくなります。

ブラックな業界に足を踏み入れるのは嫌だと感じる人も多いですが、30代で再スタートを切るとなれば、選択肢がさほど多くないのが現状です。

週休二日で年収は600万円以上でなければ嫌だとだだをこねていたら、見つかるものも見つからなくなります。

業界全体がブラックでも中には優良企業もある

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また、業界全体がブラックでも、イメージ改善を図るために社員への待遇を変えたという企業も少なからずあります。

世間体もあることから、どうしても正社員になりたいとの思いを抱いている人は、採用が決まったのならとりあえず働いてみて様子を確認すべきです(採用期間のうちにこれは駄目だと見切りを付けて出て行けば、経歴に傷は残りません)。

履歴書に長期間の空白があって、それでも厳しいという方は、空白期間はバイトをしていたことにするのをおすすめします。

日本では個人情報保護法があるために、本人の同意なしにその前歴を調査するのは禁じられています。

また、正社員扱いされていても、雇用保険や社会保険がいい加減な企業もありますので、就職後に年金手帳の履歴を確認されて、おかしな部分を指摘されても、前の会社はその辺が適当だったと言えば誤魔化せます。

社員待遇に関しては嘘が許されるのに、社員には「正直なれ」と言うのが日本の不条理な現状です。

そこを踏まえてうまく立ち回ってください。

 

30代で正社員として優良企業への就職・転職を決める方法

 

前途しましたように、どうしても正社員になりたい30代の方はブラック企業と呼ばれる業界に入る方法があります。

しかし、今までブラック企業で働いていた方からしたら「散々な目に逢った業界にまた戻るのは絶対に嫌」という方が大半だと思います。

そこで、今までの就職・転職活動が間違っていないか、一度全体の活動内容のチェックをすることをおすすめします。

そうすれば、今までは通り過ぎていた「優良企業の求人」に出会える可能性が高くなり、就職や転職に対する不満の解消にも繋がります。

30代の就職・転職活動内容のチェック事項

まずハローワークの登録は多くの方が行うと思いますが、その後はただ、ハローワークだけに通うことを繰り返してはいないでしょうか。

コンビニなどの求人雑誌、新聞などの求人広告、地域限定雑誌の求人広告にも優良企業の求人があります。

また、ネットでの職探しも現代では重要です。

ネットの転職サイト及び転職エージェントサイトを利用する利点は、大きく分けて4つあります。

  • 一つ目は転職サイトへの登録でハローワークと同様に、自宅に居ながら様々な条件を指定して求人を探せる点です。
  • 二つ目は転職サイトへの登録で自分の適職の診断や、自分の市場価値を無料で知ることができる点です。また転職サイトによっては、登録した時点で自分にマッチする求人情報を、自動で提供してくれるサイトもあります。
  • 三つ目は転職エージェントサイトへの登録をすることで、就職や転職の専門家への相談、自分にマッチする求人情報の提供を受けることが可能です。
  • 四つ目はハローワークには出ていない、非公開求人の情報提供を受けられるところです。

そして、これら全ての転職サイト及び転職エージェントサイトは、全て無料で利用できます。

ネットでの職探し

ネットでの職探しは、ハローワークに通うことに慣れている方にとっては、一見すると無駄な行為に思えるのかもしれません。

しかしながらブラック企業は嫌で「30代で優良企業での正社員になりたい」と思ったのでしたら、これら全てのサイトに登録するくらいの気持ちを持たなくてはいけません。

要は、やる気になりさえすればできない事はないのです。

そうすれば、県内以外の求人にも目を向けるなど、確実に視野は広がります。

自分が今、狭い世界にいることを自覚することで、今までの状況が変わることは往々にしてあります。

「どうしても30代で正社員になりたい」と思うのでしたら、これらの努力は必要です。

また就職、転職には時期やタイミングも大きく関係している事を理解した上での就職、転職活動が大事です。

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地味な仕事、汚れる仕事には企業としての価値がある

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先ほどの話ではブラック企業を挙げましたが、30代で正社員になりたいのでしたら若者に人気のない、地味な内容の仕事や身体が汚れる仕事での正社員採用を目指してはいかがでしょうか。

こういう企業はメディアで目立たないのですが、その業界では世界トップクラスの企業も日本には数多く存在しています。

当然、自社がトップなのですから、ライバル関係にある企業も少なく、その為将来も安定したマネージメントが期待出来ます。

故に、こういった職種に目を向けるのも30代で正社員になる為の方法です。

前途しましたネットの転職サイト・転職エージェントサイトにはこれらの企業の求人が数多くあり、30代で正社員になりたい方にとっては便利なサイトとなっています。

また、こうした企業は後継者不足に悩む企業でもあるため、年齢制限もゆるい場合があります。

更に、後継者不足ともなれば30代からでも幹部への出世が期待出来るところもあり、将来に期待が持てます。

 

最後に

 

ただ漠然に正社員になりたいと思っていても仕方がなく、何か人生の目的となる事を見据えた上での、職探しも大事です。

30代にもなると、20代のように遊んでいるわけにもいかず、これから先は真剣に考えて就職、転職先を見つけなければいけません。

それ故に就職・転職には悩みがつきものですが、その悩みを誰かに話すことで大分楽になる部分もあり、そう言った意味での転職エージェントサイトの利用もいいのではないでしょうか。

悩みはとにかく話すことが大事です。

また、そこでアドバイスをもらえばそれだけで気持ちの持ちようが変わり、就職、転職事情につきましても理解が深まります。

「いい求人がない」と諦めるのではなく、こう言ったサービスの利用で、待遇面の不満を解消した上で正社員として就職、転職する事も大事です。

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