季節の変化が著しい日本では、エアコンが特に夏や冬に活躍をしてくれます。
しかし、対のセットとして働いてくれている室外機については、その発する音がうるさいなどの場合があります。
エアコンの室外機がうるさいなどの場合の防音対策としては、いくつかあります。
まずは原因や設置状況などを知る事で、対策の仕方も違ってきますので、設置されている場所などを再度確認してみる事も必要になります。
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エアコンの室外機がうるさい原因と対策
例えば、エアコン自体が故障しかけていたり、古い年代に製造されているなどが原因の場合もあります。
故障しかけているエアコンについて
エアコンの寿命としては、10年が目安になります。
10年を過ぎて異音などがする場合、
- モーターのシャフトやベアリングが磨り減って軸が、ガタガタの状態
- モーターのファン(羽)などのベアリングが磨り減っている状態
- ファンの周りのカバーなどが古くなり錆でボロボロ
- 圧縮機(コンプレッサー)が故障しかけている
などの症状が挙げられます。
故障でうるさい場合の対策
ベアリング、シャフト、室外機カバー、圧縮機(コンプレッサー)などは、部品の交換や修理などでなんとかなりますが、交換費用が高くなる場合があります。
10年も経てば、モーター関係、圧縮機(コンプレッサー)、内外基板、銅管、フィン、室外機のカーバーなどが劣化してきます。
異音がしてモータ関係を替えた後に今度は、圧縮機(コンプレッサー)が故障することもあります。
こうした状況では、モーター関係を替える前にエアコンを買い替えた方が安くつく場合もあります。
ですから、10年の寿命を過ぎたエアコンは買い替えなどを検討することが必要です。
製造年代が古いエアコン
製造年代が古い場合には、その性能も新しいものと比較すると、劣っている場合もあります。
時代と共に技術の進化によって、もたらされる事ですので仕方のない事でもあります。
新しい機種のものについては、性能が上がって、防音対策などが実施されている製品もあります。
古い製品を利用している場合には、一度クリーニングを専門業者に依頼してみるか、以下に述べる防音対策を実施する事ができます。
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古いエアコンがうるさい場合の対策
かなりの年数を経過してくると、製品の部分的な劣化が進む場合もありますし、ホコリや毛などの細かいゴミが溜まって、音が激しくなる場合もあります。
まずは機器の性能を上げる環境を整える事で、音が小さくなる可能性なども見込まれます。
何社かの専門業者に相談してみてから、クリーニングなどを実施してみるのも一つの対策になります。
室外機の設置場所については、可能であれば、うるさいと感じる場所から少し遠ざけて、設置し直して見る事などもできます。
その際は、地面に直接設置できた方が音を地面に逃がしてやる事ができます。
防音対策にも繋がりますので、できる範囲で試してみてください。
エアコンの室外機がうるさい場合の騒音対策
エアコンの室外機がうるさい場合の対策としては、できるだけ振動を抑える事が重要なポイントにもなります。
必要な材料としては、ホームセンターなどを利用すると準備できます。
揃える材料としては、左右1セットのブロックと防振ゴムが必要になります。
騒音対策として実施している人も多いので、わからなければお店のスタッフに尋ねてみてください。
必要材料を購入して持ち帰ってきたら、軍手などをして、取り外し用のドライバーなどを用意します。
室外機の下の部分には、左右1セットで土台が設置されています。
その土台を取り外して、ブロックを地面部分に敷きます。
その上に、防振ゴムをセットしてやると、音を吸収してくれるようになりますので、防音対策が実施できます。
是非試してみてください。
最後に
夜の人通りが少ない、静かな住宅街でのエアコンの室外機のうるさい異音は響きますし、防音対策が施されていないアパートなどでは特にうるさいので、原因を調べて早急に対策を講じることが重要です。
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