現在インターネットの普及で、様々な出来事を調べて知ることができるのはもちろんのこと、メールを用いて遠くにいる人とも気軽に連絡を取ることができる、とても便利で欠かせないツールに、インターネットはなっています。
そんな便利なインターネットですが、独自に進化した表現である「ネット用語」などがあります。
普段使っている言葉を省略して、アルファベットを用いて表現しています。
そのなかで、今回は「WTF」という言葉に焦点をあててみたいと思います。
スポンサーリンク
WTFの意味と使い方
「WTF」とは「what the fuck」が省略された形で、「何だこれ」という意味合いがあり、主にインターネット上やメールで使われる表現です。
(ネット用語以外の意味で言うと「WTF」は「World Taekwondo Federation」世界テコンドー連盟の略でもあります)
ただしこの表現はただ、驚いた場合にのみ用いられるものではありません。
では、主にどんな場面で用いられる言葉なのか、それをこれから書いていきたいと思います。
この言葉は、大きく分けて3つに分けることができ、
- 一つ目は、混乱した場合に使う表現。
- 二つ目は、怒った時に使う表現。
- 三つ目は、驚いたり、共感した時に使う表現。
となっています。
使い方
それぞれどのような状況で使われるか、例を挙げるとすると、
混乱
一つ目の混乱した場合の使い方は、誰かが突然突拍子もないことを言いだし、おどろいたときなどに用いられます。
類語には、
- カオス(カタカナ語)
- くぁwせdrftgyふじこlp(”ふじこ”とも呼ばれる:ネットスラング)
などがあります。
怒り
二つ目の使い方としては、誰かに対して怒りを覚えた時に用いられます。
類語には、
- イラオコ(若者言葉)
- 激おこぷんぷん丸(ギャル語)
などがあります。
驚きや共感
三つ目の使い方は、誰かが大変な目にあった場合などに、自分の驚きや共感といった感情を表す場合に用いられます。
類語には、
- 驚き:ファッ!?(ネットスラング)
- 共感:それな(渋谷語)
などがあります。
スポンサーリンク
一つの言葉でそれぞれの場面にあった意味を持ち、用いることができる「WTF」という言葉・表現方法は今までその言葉を理解していなかった人達にも、幅広く知られ用いられるべきではないのでしょうか。
ですが、どんな相手にもこの「WTF」という表現を使っていいということではありません。
気を付けること
ここで気を付けること、コツとでもいうべきことを少し書いておきたいと思います。
気を付けることそれは、「親しい友人や仲間同士以外ではこの表現を用いることは避けた方が良い」ということです。
通常会話などでは省略せず、そのまま「what the fuck」という単語を使うのですが、このfuckという単語は英語では、最も卑俗(ひぞく)で下品な表現として認識されています。
そのため意味を知らずに、気軽に用いることは避けるべきだとされています。
では、その場合はどうすればいいのでしょう。
その場合は、「are youkidding me」など別の言葉を用いて自分の感情を表現するべきでしょう。
最後に
「WTF」という表現は使い方がとても難しい言葉だと思います。
ですが、意味を正しく理解し、用途を間違わなければ友人間などで、自分の感情を表現するのに使用することができる言葉です。
この記事が少しでも読んで戴いた方の参考になったなら、幸いです。
関連記事
・下世話の意味と本来の使い方を知らないのは、けっこう恥ずかしい
スポンサーリンク