テレビ、映画、漫画を見て一度くらいは、「超能力者になりたいなぁー」と思ったこともあると思います。
しかし、一般人には無理です。なれません。(何か生まれつきの特殊能力がなければ無理でしょう。)
よくテレビなどでは、超能力者=詐欺師と思われていることがあります。
確かに一般人が超能力者になるためには、相手を信じこませる能力が必要になりそれが一部の人には理解されず「騙された!」と誤解を招きこれが詐欺師と呼ばれる原因です。
では、詐欺師には一体どのような特徴があり手口を持っているのでしょうか。
スポンサーリンク
超能力者になる方法【詐欺師の特徴】
超能力者【詐欺師】になるためには、「人間にはできないようなこと」をできるようになる必要があります。
それができて初めて「超」能力者を自称することができます。
「人間にはできないようなこと」をできるようになると書きましたが、方法は様々です。
要は「人間にはできないようなこと」をできるように見せ、それを見ている人間に「信じさせる」事ができれば超能力者になることができたと言えるでしょう。
超能力者【詐欺師の手口】
まずは「人間にはできないようなこと」を何にするか決めます。
例えば体ひとつで空を飛ぶとか、未来を予言するなどです。
次にそれを実現する方法を考えます。
勿論実際には不可能です。
如何にそれを実現できているかの様に見せるかを考えます。
CGを用いたり噂を流すなどでも構いません。
ありとあらゆる手段をを講じます。
更にその「人間にはできないようなこと」を何故自分ができるのかを複雑な理論で理由付けをします。
ポイントは理論的に説明しつつも、一部にはミステリアスな部分を残すことです。
目的は理論に基づいて説明することで科学的であると印象付けると同時に理解不能な理論で説明することで相手の思考停止を狙います。
ここまで準備ができたら、「誰」をターゲットに「信じさせる」かを決めます。
あなたにしかできない「人間にはできないようなこと」を魅力に感じる層を考えましょう。
そのターゲットに対してアピールを開始します。
スポンサーリンク
詐欺師はインターネットも利用する
インターネットが普及し、大きな動きをして失敗すると、即座に情報が広がってしまいます。
逆に小さくやれば、失敗しても名前や手順を少し変えれば再チャレンジすることが可能です。
ターゲットにもよりますが、大々的な広告よりも、インターネットの書き込みなどの口コミや噂の形で情報を流していきます。
人間は「自分だけが知っている特別な情報」を信じ込む性質があります。
また最初にそのような性質の人間を集め、深く信じ込ませることにより、同種の人間を更に引き込み、彼らを活用することで更なる情報の展開を図ります。
10人~20人程度あなたの「人間にはできないようなこと」を疑念なく信じる人間ができれば、その瞬間から完全に超能力者になることができます。
超能力者【詐欺師】になるのも簡単ではない
前途しましたように、これが超能力者【詐欺師】になる最短の方法です。
もちろん簡単ではありません。
如何に相手に信じ込ませるかを入念に検討し、破たんした理論を信じ込ませる話術が必要です。
また規模が大きくなればなるほど反論する人間や詐欺などで告発されるリスクも高まります。
最後に
このような手口が、詐欺師の特徴であり、また偽物の超能力者の特徴でもあります。
皆さんも、このような詐欺師にけっして騙されないように、くれぐれも注意してください!
詐欺師になるような人は頭が良く、話術もあり能力も高い人なので「まさか自分が」と思っていると騙されていても「気付かなかった」ということになります。
人を信用できることは、いいことですが、簡単に人を信用することはこのような事態を招きかねないのです。
関連記事
スポンサーリンク