毎年お世話になった人に感謝の気持ちを表す贈り物をするということが日本では行われています。
これは夏と冬に行われていますが、お中元やお歳暮としてその名前を耳にすることがあります。
デパートなどでもこの時期になるとさまざまな商品を目にすることができ、誰にどのような商品を送るのかと言うことで迷ってしまうという日も少なくありません。
しかしこのように何気なしに行っている習慣ですが、その正しい意味を理解している人はどのくらいいるのかと言うことが気になります。
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目次です。
お歳暮とお中元の違いについて
違いに関してですが、次のようになっています。
お中元は夏の暑い時期に日頃からお世話になっている人に、感謝の気持ちと健康を願うという気持ちを表すために、行われてきた日本に古くからある習慣です。
これと同じような意味合いでお歳暮ということもありますが、基本的にこれらの意味は同じとなっています。
お歳暮とお中元の違い
お中元
●お中元は1年の真ん中で贈り物を相手に届けて日ごろの感謝の気持ちと健康を願う気持ちを伝えます。
夏の時期に贈るのが基本です。
お歳暮
●お歳暮の場合には1年の最後を締めくくるという挨拶も含まれています。
したがってお中元よりもお歳暮の方が豪華な商品を選ぶというのが一つの目安です。
お歳暮時期としては、冬の時期に贈るのが基本です。
またお歳暮の際にはたくさんの人に商品を送るようにします。
お中元を贈る時期と品物(商品)
お中元もお歳暮も半年に一度という時期に行います。
ここで注意しなければいけないことは、せっかく贈り物をすると言うことなので、その時期をしっかりと守るようにします。
お中元時期
テレビなどで、お中元シーズンというように取り上げられていますが、お中元シーズンとされているのは
- 6月初旬からお盆までの約2ヶ月間となっています。
これは地域によって違いがありますが、
●基本的には7月初旬から8月初旬までと考えるようにします。
贈る品物(商品)
お中元は夏の時期と言うことで暑いときにあった贈り物を選ぶ傾向があります。
したがってビールや冷たいお菓子、スタミナが付くようなものや体調を整えたりするものがたくさん選ばれています。
お肉やフルーツなどがたくさん出回る傾向があるので相手のことを考えて選ぶと良いです。
お歳暮を贈る時期と品物(商品)
夏の時期のお中元が終わったと思ったら、すぐにお歳暮の時期がやってきます。
お歳暮時期は冬なので季節に合った品物(商品)を贈ると喜ばれることが多いです。
お歳暮時期
- 全国のお歳暮の時期は12月10日〜12月20日頃です。
- 関東地域は、12月1日~12月20日頃です。
これは地域によって若干の違いがでますが、関東以外は
●基本的に12月10日〜12月20日頃で大丈夫です。
最近では、お歳暮の時期が年々早まってきているので、注意してください。
贈る品物(商品)
お歳暮は寒い頃に贈るものなので、暖かい家の中でゆっくりと味わうことができるような日本酒やワインというようなものから、ハムなどの加工品や鍋料理などの具材が好まれる傾向にあります。
●このように季節によって商品に特長があるので、それを考慮して選ぶと失敗することがありません。
最後に
お中元時期とお歳暮時期の違いをしっかりと把握することは、社会人としてのマナーでもあり、実際に贈る商品を選ぶ際にも役立ちます。
ぜひこの機会にマナーを身につけましょう。
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