人となりって一体、どんな意味や使い方をするのか疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
例えば、「人となりって、え、仁成で辻仁成か」と思われた方もいるかもしれませんが、本来の意味や使い方では「生来の性質や人柄を表す言葉」として知られています。
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人となりの意味や使い方
人となりはそもそも「人と成る」という言葉が、本来の語源になるらしく、それが「人となり」となっているようです。
漢字では「為人」と書き、”ひととなり”と読みます。
「為」は、役に立つといった意味があり、これが「人」と組み合いできています。
なので、基本的には悪い意味ではあまり使いません。
この言葉が使われるのは、特に良いこと、誠実である、といった場合で、「人となり」というのは、要するにその人の内面を指しています。
使い方
使い方としては
「彼の人となりは素晴らしい」
「この○○には、彼の人となりが表れているね」
などです。
ただ、この言葉にあまり良いイメージがわかない、という方もいるかもしれません。
「この人について」とか、「誰それさんについての情報」、「プロフィール」なども含む場合があるからです。
従って、そうした状況では、その人の内面ではなく、悪い意味での外面を意味することも多いです。
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インターネット
中には趣味、出身地、血液型などから、人となりをうかがい知る方もいて、最近では、ブログなどのSNSを活用して一般の人たちの、人間性についてうかがい知る機会が増えてきています。
インターネットを活用すると、趣味などの集まりなどについても、かんたんに理解をすることができるため、人気が集まっています。
また、自己紹介などをする際に、プロフィールとして活用されていることもあり、最近では、ブログや著作物の文章などから、その人のキャラクターや持ち味についての理解を深める人達も増えています。
ちなみに「人の出来具合」という意味を韓国語などでは含んでいることから、日本語の使い方とは異なるケースも想像できます。
海外ではどのような使われ方をしているのかについても、興味深いところになります。
自分の考え方や立場を指す
この言葉は「人間の内面すべてについて目を向けよう」という世界のため、自覚する内面性、自己の認識など難しい部分もあるのですが、自分の考え方や立場について指すことも多くなってきています。
自分の考えをまとめるために、ブログなどのツールを活用している人も少なくありません。
しかし一方で、人間性という言葉は、悪い意味を含んで使われていることもあります。
「あんな行動や言動をして、人間性を疑うね」という使われ方をしていることもあります。
そこまでジロジロ見ているのもなんだか変な人間性なので、最近では、人となりについての誤解をなくそうという傾向も強まっています。
故に考え方や行動についてではなく、「これは、琴線に触れているのでは」というのが、人間性という言葉になるとも考えられます。
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