仕事を覚えたくても上司や先輩が、仕事を教えてくれないという場合の対処法についてご紹介します。
実際に、職場の人員に余裕がなく、教えたくても時間的に無理があるという職場も実在します。
その場合の対処法としては、普段からコミュニケーションを取るように心がけるということです。
日常のコミュニケーションが取れていると、上司や先輩との関係性も良好となりますので、時間がないなりに指導の時間を割いてくれるようになります。
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また、誰かに頼らなくても学べる手段を模索して、仕事に対して自発的であるというスタンスを示すことも大切です。
職種にもよりますが、手業を生業とする職人の世界では、「技術は、目で見て盗んで覚えろ」というスタンスの先輩や師匠も少なくありません。
教えてくれないというのが、当たり前の職種も存在しています。
しかし、世の中の多くの仕事は、専門技術を要するものを除けば、学べばこなせる仕組みとなっています。
目次です。
先輩は受け身のスタンスでは仕事を教えてくれない
ゼロから全てを丸投げにして先輩に教えてもらう、という受け身のスタンスの人に限って、教えてくれないという不満を持つ人が多いという特徴があります。
教えてもらえない、と不満を持つ前に、前述しましたように、まずは自らが学べる方法を模索してみましょう。
学べばこなせる仕組みとなっている仕事の場合には、何かしら学びの方法はあるものです。
インターネットで学ぶ
インターネットが当たり前になった現代においては、ネットでも情報収集することも可能です。
何でもかんでも上司や先輩に聞いていたら「自分でググれ」と言われる恐れもありますので、自らが学んでいく中でわからないことが出てきた場合に、上司や先輩を頼るようにしましょう。
わからないことはインターネットで調べて具体化する
何を教えて欲しいのかを明確にし、具体化するということは非常い有益な方法です。
教える側からしても、ピンポイントで非常に効率的だからです。
実際に、漠然としすぎていて、何を教えてよいかわからない上司も存在しています。
教えてくれない職場に不満を持ち転職を考える前に、今一度、ご自身の自発性について考えてみましょう。
自発性とコミュニケーションをとるということは大事
自発性と普段からコミュニケーションを図るということは重要です。
受け身の人に、親切丁寧に教えてくれるような職場はまずありません。
転職しても、自発性のない人は、また同じ状況に陥ってしまう可能性が高くなります。
自発性がない人は、次の職場でも放っておかれるようになります。
職場に問題がある場合は我慢するか転職を考える必要がある
前途しましたように、ほとんどの職場では受け身のスタンスさえとらなければ教えてくれることが多いです。
ただし、中にはひどい職場も存在しています。
教えてもらいたいことを整理して聞いても、非協力的であったり、そもそも上司自体にレクチャーするスキルが身についていない職場も存在しています。
コミュニケーションが通じない、無視される職場
例えば、コミュニケーションを取ろうとしても、あからさまに無視をされるような職場があります。
朝の挨拶
「おはようございます」が、無視される職場です。
新入社員だからなのか分かりませんが、ほとんどの人が挨拶すら交わしてくれません。
こう言った職場の特徴としては、肉体労働系の会社に多いように思います。
社長や従業員に関しても、少しガラが悪いと言った印象があります。
「これが社風」と自分に言い聞かせて我慢ができれば、次第に打ち解けていくこともあるかもしれません。
ですが、そもそも指導するシステムが構築されていない職場である場合には、この会社に見切りをつけて転職するなどの判断が必要です。
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先輩が新しい仕事を教えてくれない原因と対策
また、会社に入社して半年あるいは数年くらい勤めれば、会社によって違いはありますが、
「今度はこっちの業務を覚えてほしい」
と上司から言われることがあります。
しかし、いつになっても自分だけが、一向に新しい仕事を教えてもらえないことがあります。
新しい仕事を教えてもらえない原因
先輩に対して、自分も別な業務がしたい的なニュアンスで話をすると、
「それは、今の仕事で成果が出せていないから」と言った厳しい話をされることがあります。
ただ、先輩に新しい仕事を教えてもらえない多くの人は、自分では上手くやっているつもりなのです。
そして内心では、先輩は自分の出世のために後輩に仕事を教えない、とまで思っている場合があります。
またそういった方は、少しプライドが高かったり、周りとのコミュニケーションが上手くとれていないこともあります。
要は、自分よがりな考え方が原因です。
まずは、今の与えられた業務で結果が出せていないから仕事をまだ教えてもらえない、と認識することが大事なのです。
結果がでていない場合の対策
与えられた業務の結果がでないと、自分一人でそのことを抱え込み、一人でどうしても解決しようとしてしまいます。
そのせいでストレスも溜まり、悪循環に陥ります。
業務が上手くいかないのなら、上司や同僚に素直に助けを求めることです。
逆にしっかりと報告することで、上司からもコミュニケーションがとれていると評価も上がります。
この仕事は難しいから、などの理由で放置している業務はないでしょうか。
今一度確認してみましょう。
時間感覚のずれはマイナス評価になる
ビジネスシーンでは、よく作業中の業務の納期として「今週中には…」と言ったシーンに遭遇しますが、この時間感覚は人によっては、金曜日までと見たり、土日と見たり、人によって様々です。
しかし、上司の立場からすれば、大事な案件の場合には、今週中と言わずにできるだけ余裕を持って終わらせて欲しいと思うのが常です。
上司から信用されるには、こう言ったところで如何に良い意味で相手の期待を裏切れるかが大事です。
故にもう一度自分の仕事に対する姿勢を改めてみましょう。
大事なのは今任された業務をしっかりとこなすこと、大事な案件ではない雑務も立派な仕事と認識することが大切です。
そうすれば、上司も次第にあなたを評価し、新しい仕事を任せてくれるようになります。
最後に
仕事は先輩が教えてくれるのが当たり前、と思うのではなく、感謝しましょう(教えてもらったら「ありがとうございました」の言葉を伝えましょう)。
受け身の姿勢ではなく、積極的にコミュニケーションをとることが大事です。
また、自分は不器用であると気づくことも必要になります。
それは周りに感謝することができるようになるからです。
成果主義の社会では、それに見合った仕事が与えられると認識することも必要です。
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