ホワイトボード、最近では100均でも販売されていてメモ帳代わりに使用している人もいます。
私は、大きめのホワイトボードに書類や、カレンダー、などを張り連絡事項などを書いたりする際に使用しています。
その便利さからつい近くにあった油性ペンで間違ってホワイトボードに書いてしまい、文字が消えなくなることがあります。
そんな時に役立つ油性ペンの文字の消し方について、ご紹介します。
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目次です。
ホワイトボードに油性ペンで書いて消えない場合の消し方
油性ペンで書いてしまった部分を、上から水性ペンで塗りつぶしてください。
次に、いつも使用しているクリーナー(黒板消し)でふき取ります。
そんなに力を入れて擦らなくても、サッと拭くだけでウソのように、消えないペン跡がきれいに消えます。
クリーナーでなくても、布やティッシュでふき取ってもかまいません。
たったの2ステップで、真っ白なホワイトボードに戻りますので、ぜひ試してみて下さい。
*クリーナーはホワイトボードラーフルとも呼ばれます。
油性ペンで書いたホワイトボードの文字が水性ペンで消える理由
油性ペンの上から、水性ペン(ホワイトボードマーカー)で上書きすると、溶剤が揮発して、定着剤の効果を薄めるので、その結果、剥離剤がインクを浮き上がらせるために、軽くふき取るだけで消えないペン跡が消えるという仕組みです。
ホワイトボードマーカーの色素は顔料であり、添加剤として樹脂・剥離剤などが含まれています。
そもそもホワイトボードの表面は、エナメル磁器の鉄鋼などでコーティングされている、窒業製品となります。
この上に水性インクとなるマーカーを使って、文字などを書きます。
マーカーには定着剤が含まれていませんので、クリーナーで簡単に、書いた字を消すことができるというわけです。
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クリーナーと清掃方法について
クリーナーは、やわらかい芯にフェルト布を巻き付けて作られています。
前述しましたように、合成樹脂や鉄などで、コーティングされて作られていますので、ボードには磁石がくっつくという特性があります。
ゆえに、クリーナーとマーカーを磁石でくっつけておくことができ、使勝手が非常に良いという特徴があります。
連絡プリントなどを、一緒に磁石で貼り付けて掲示することもでき便利です。
クリーナーの清掃方法
クリーナーは分解して布部分だけを洗うことが可能ですので、たまには綺麗に洗ってみましょう。
中性洗剤で洗うと汚れも落ちます。
洗った後は、天気が良い日は外で乾かしましょう。
乾いたら、元通りに組み立てて完成です。
ホワイトボードにマーカーで書いて消えない場合の消し方
油性ペンで間違って書いていなくても、正規のマーカーで書いた文字でも、緩やかにですが、時間が経つと消えにくくなります。
それは、マーカーに含まれる剥離剤が、徐々に蒸発するからです。
安物のマーカーの場合には、剥離剤の蒸発が早い傾向にありますので、さらに消えにくくなります。
マーカーの文字の消し方
時間の経過によって消えなかったマーカーの文字は、濡らしたティッシュで擦ると消えます。
それでも頑固に消えない場合には、油性ペンの消し方と同様に、消したい部分の上を、マーカーで塗りつぶす、あるいは、消したい文字をなぞるようにします。
1分くらい経ってから、普通にクリーナーで消すと、消えなかったマーカー跡も、一緒にキレイに消えています。
こちらも簡単な方法ですので、ぜひ試してみて下さい。
最後に
学校や会社などで使用するホワイトボードに間違って油性ペンで書いて消えない場合は焦りますが、消すことが可能ですので覚えておくと役に立ちます。
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