独身者の早期退職後の生活は、人によってもちろん違っています。
以前から趣味が充実しているという人は、趣味の世界に没頭できる時間が増えるため、趣味をより一層、充実したものにすることができるはずです。
しかし、何の趣味も持たず、交際している異性や友人なども居ないという人にとっては、仕事のない生活は退屈に思えてしまうものです。
そのような人は、趣味を探してみたり、少し外へ出てみたりすることをお勧めします。
まず、外へ出てみることで、いろいろと視野が広がってくることがあるはずです。
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目次です。
早期退職後の生活は極力、社会との繋がりを持つようにする
仕事をしていた時には、訪れる機会のなかった場所を訪れてみることで、世界観が変わってくることがあります。
独身者の場合、時間的にも融通が利きやすくなっています。
早期退職後の生活を楽しいものにするためにも、様々な人と交流を図ってみるといいかもしれません。
SNSでの交流
最近は、SNSを使った交流も主流となってきています。
SNSと聞くと「何だそれ」と思う方も多いのではないでしょうか。
SNSとは、ソーシャルネットワークのことであり、有名なサービスにFacebook、LINE、Twitter等が挙げられます。
ここから同じ趣味を持つ人を探すことができたり、同じ考えを持つ人と出会えたりすることもあり、大変便利なサービスになります。
オフ会に参加してみることで、さらに交流を深めることもできるようになります。
また、独身者であるのでしたら「もうこんな歳だし」と何でもかんでも諦めるのではなく、人を好きになり、異性や何に対しても興味を持つことを忘れてはならないのです。
人間は歳と共に、感性をコントロールする右脳の働きが低下するものですが、こういった気持ちを持ち続けることで、右脳を低下させずに歳を重ねることが可能だからです。
地域のボランティア活動や習い事
SNSに頼らなくても、地域のボランティア活動などに、参加するという選択肢もあります。
カルチャー教室などを、利用してみるというのもいいかもしれません。
何も行動に移さないでいるよりは、断然、趣味の幅も世界観も広がってくること間違いありません。
もちろん、独身者でも一人で自宅に居ることの方が、楽しく感じられるという人も中には居ます。
早期退職後の生活を、快適に感じられるようであれば、それが一番です。
ただし、独り身ということで内に閉じこもってばかりいると、将来的に「認知症」などの不安も出てきてしまいます。
ある程度は外へ出て、誰かと話をすることも時には必要です。
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刺激のない退職後の生活は認知症の原因にもなる
私の知り合いに、認知症になってしまった方がいるのですが、その方は、孫や息子の顔すら、もう全然わからない状態にあるそうです。
病名は認知症であり、昔は老人性痴呆症やボケとも言われていました。
よく歳をとり高齢になると、ボケるなどと言われていますが、実際はボケる方と全くボケない方に分かれるのが現実です。
認知症を発症する人の特徴
そして、このボケる方にはある特徴があります。
それは、仕事を辞めてからの老後を何の問題もなく、のほほんと生活していた方に多いということです。
今は仕事を退職したばかりで「自分は大丈夫」と思っている方でも、数年後には何の仕事もせず、趣味や社会との関わりも何もない、といった方はとても危険です。
要は「物事を考える」という事をしなくなってしまうのがダメなのです。
対策
対策としては、身体が健康でまだまだ動けるという人は、正社員ではなく、契約社員や派遣社員、アルバイトといった雇用形態で働いてみるというのもいいかもしれません。
働くことで身体を動かしたり、考えることで認知症対策にもなります。
そして、働くことで「社会に貢献している」と思えるようになり、自分に自信を持てるようにもなります。
認知症予防だけでなく、退職前のように身体も元気になり、ストレスも解消されます。
もちろん、働くことで収入にもなりますので、金銭面ではさらに潤いが出てくるはずです。
独身者の場合、老後は施設に入る可能性も出てきます。
そんな時のためにも、お金はいくら持っていてもいいはずです。
介護施設や有料老人ホームなどに入居することができるように、早い段階から少しずつお金を貯めるようにするというのもお勧めです。
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