今年に入って私の夫の叔父さんが亡くなりました。
私自身も経験がありますが、いざ亡くなったと知らされた時には、ただ悲しいという感情に慕っている余裕はなくすぐに病院から親類、親族などに亡くなったことの連絡と通夜を行う日程を業者と打ち合わせしなければいけないのです。
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葬儀
私は、当時こんなに慌ただしいなんて知りませんでした。
私の場合は父が病院で亡くなったので一度家に連れて帰ることになり、実家の掃除もしなければなりませんでした。
一日立って次の日に通夜を行い、その次の日に葬式を行い、計3日間という長い間、私は疲労感で一杯一杯でした。
そして葬儀が終わりお盆の時期や一周忌法要、三回忌法要、七回忌法要がやってくると、親類や親族が実家に集まります。
この際、仏壇にお供えする物としてお菓子などを持って来る方がいます。
私は、今までは貰う立場でしたので、今回夫の叔父さんの実家に行く際は何を持って行けばいいのやら困りました。
お菓子を持って行けば良いのは分かっていたのですが、じゃあ具体的には何が良いと言われれば全く分からないのです。
そこで、色々と調べてみたことを紹介したいと思います。
仏壇のお供え物のお菓子
仏壇のお供え物のマナーやおすすめしたいお菓子などについて、ご紹介します。
仏壇にお供え物が必要になるシーンは、お盆やお彼岸に帰省する時や、一周忌法要、三回忌法要、七回忌法要の時などとなります。
お供え物
そして、精霊棚のお供え物は一般的な果物や野菜、花、線香、お菓子、故人が生前好きだった食べ物が好ましいのです。
中には、キュウリなどで馬、ナスで牛を作り供えるのがならわしの地域もあります。
これには、先祖の霊が馬に乗って一刻も早くこの世に帰って来るようにという願いと、馬に乗ってゆっくりとあの世に戻って欲しいという願いが込められているのです。
相場とマナーについて
あまり高価な物を持参しても、先方に気を遣わせてしまいますので、お供え物の金額は、5,000円~1万円までが相場となります。
親しい間柄であったとしても、お供えを勝手に仏壇に供えるという行為は、マナー違反となります。
お供えは、施主へ手渡しするのがマナーであり、手渡しする際に、ご仏前にお供えしてくださいという旨の言葉を添えましょう。
法事を欠席する場合
また、法事を欠席して、お供えだけを送る場合には、前日までに届くように、宅配便などの運送業者を手配するようにしましょう。
お供え物は、故人のことを考えるだけではなく、遺族の方に対する配慮も重要となります。
すぐに食べられるようにしておくことが、お供えのマナーのひとつだからです。
法事が終わった後
法事が終わった後などは、参列者に配ることもありますので、お菓子は缶タイプのものではなく、詰め合わせのものを選ぶようにしましょう。
特に袋に分けられたものの方がお菓子を分ける際に手間が省けて楽ですのでおすすめします。
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お供え物のお菓子
お供えにするお菓子や果物については、故人が生前好きだったもの、お供えの後に美味しくいただける物で大丈夫です。
ただ、お菓子にも賞味期限がありますので、できれば日持ちする焼き菓子などがおすすめです。
身内の方に、高齢者やお子さんがいる場合が多いので、クッキーやカステラ、パウンドケーキ、プリン、羊羹、和菓子などが喜ばれます。
お店の方にお願いすれば、たいていどこのお店でも、お供え用の包装をしてもらえます。
果物
果物の場合には、お供えには「球状のもの」が良いとされています。
果物の場合には、ももやメロン、お盆の時期などはスイカも喜ばれる果物です。
また、お供えにカゴに入っている果物のセットを選ばれる方も少なくありません。
注意点
お供えの食べ物や飲み物全般に共通することは、常温でも置いておけるということと、賞味期限の長いものが基本となります。
昔は、缶詰がお供えの定番でした。
故人が好きだったお酒をお供えするのもおすすめします。
また、肉や魚など殺生をイメージさせるものはタブーとなります。
最後に
特に、お盆のお供えには地域によっては昔から続く、ならわしがあるところも多く、何を用意するかが違ってきますので、確認されることをおすすめします。
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