コンプライアンスという言葉、誰もが一度は聞いたことがあると思います。
最近になってよく聞くようになったけど意味が分からない、という人も多いはずです。
これは英語で遵守、平たく言えば従順に従うという意味です。
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コンプライアンスの意味
日本では主にビジネスシーンで、法令や条例、企業間に於けるルールの遵守という意味で使われることが多いです。
例をあげると、
- 個人情報の保護。
- 相手方との約束の履行。
- 生産物に関する責任を全うすること。
- 廃棄物の分別
などがあります。
*今最も問われている問題、それは信用ではないでしょうか。
信用と企業努力の事例
コンプライアンスは、企業が永年築いてきた信用という財産を守るために必要不可欠なものといえます。
これをおろそかにした企業が、どんなに有名であろうが資本金何十億の大企業であろうが一夜にして崩れ去る、というのはよくある話です。
そして、代表者がテレビカメラの前で一列になって頭を下げる。
残念なことに私たちは何度もそんな光景を目にしています。
信用は築くのに何十年、崩れ去るのは一瞬と言われています。
だから、企業は構成員全員にコンプライアンスの重要性を知ってもらう必要があります。
コンプライアンスを浸透させるにはどのような方法があるでしょうか。
コンプライアンスを浸透させる為の企業努力の事例
例を挙げると、
- 会議、集会、朝礼などで話をする
- プリントしたものを配る
などの方法があります。
しかし、仕事に携わる人たちの一人一人に対して口酸っぱく言うことより、回ってきた紙を仕事の手を止めて読ませることより、標語などで喚起するほうが効率的です。
標語を書いた紙を会社の廊下の壁に貼っておけば、行き来する際にどうしても目に入ることになります。
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コンプライアンス標語の一例
標語の例ですが、
- お客様、お取引先様とのお約束は必ず守る。
- 生産物は二重チェックを徹底する。
- 個人情報が記載された紙媒体は鍵のかかる場所に保管する。
- 個人情報が入っている電子媒体を社外へ持ち出さない。
- 可燃物、段ボール、プラスティックは明確に分けて処分する。
などがあります。
重要性について一人一人に考えてもらうために、あえて標語を会社の中で一般公募するという方法もあります。
法令の遵守ですから、現場やオフィスで作業をする人の権利を守る法律を会社側が従うという意味にも使われます。
過剰な労働時間の強要や労働条件の不当な改変などもできないわけです。
最後に
コンプライアンスは企業間の連携を強め、多くの人たちが安心して生活するための合言葉、いいかえれば、社会を円滑にするためにある言葉と言ってもいいでしょう。
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