コバエはその種類と発生源を特定することで予防も出来る

投稿日:2015年7月26日 更新日:

 

コバエ、夏に見かけることが多い害虫です。

腐れかけの食べ物を冷蔵庫に入れていたりすると、どこからともなくやってきては冷蔵庫内の食べ物を食い漁り非常に迷惑です。

コバエに驚く主婦

腐りかけの食べ物を冷蔵庫に入れていたのが、悪いんですが、非常に不衛生です。

特に夏場は食べ物が腐りやすく、これが、コバエの発生原因(発生源)だろうと思っていましたが、コバエについてよく調べてみるとコバエにも種類があり、また発生源も違うことがわかったので、今日はそんなコバエについての記事を紹介します。

 

夏に良く発生する虫、コバエとは

コバエが群がっている様子

暑い夏が好きだという人も大勢いるかと思いますが、楽しいことがたくさんある一方で夏になると困ることというのもたくさんあります。

熱中症など暑さによる問題もそうですが、日本は世界でも虫に悩まされることが多い国の一つでもあります。

 

地方と違って都市部では比較的虫に悩まされることが少ないですが、それでも少し油断していると大変なことになってしまう問題もあります。

その一つが小さくて家の中で飛び回るハエの問題です。

いつの間にか大量発生してしまうことが多いので、誰でも一度は困った経験があるでしょう。

 

一体どこから発生しているのかと疑問に思うこともあるかと思いますが、ここで注意しなければならないのはコバエという虫は存在していないということです。

日本で発生しやすい、6種類の小さなハエのことをコバエと一般的に呼んでいるだけで、一見同じように見えても、実は違う種類のハエだったりします。

 

コバエの種類と発生源の特定

コバエの様子です。

同じように見えてもその発生源によって種類を特定することも可能です。

 

ノミバエ

もっとも多く見られるのはノミバエです。

主な発生源は腐った野菜や肉などで、ゴミをきちんと処理していないと発生してしまうことが多いハエです。

食べ物を扱うお店や工場でも何かと問題になるハエで、体長は2ミリから3ミリほどの黄褐色が特徴です。

 

ノミバエの実際の画像が見たい方はこちら

 

ショウジョウバエ

ショウジョウバエはお酒や果物など甘い匂いに誘われて集まるハエです。

果物の皮などを放置しておくとそれを発生源とするので注意が必要です。

体長は2ミリから3ミリほどで、赤い目が特徴的なハエです。

 

ショウジョウバエの実際の画像が見たい方はこちら

 

チョウバエ

チョウバエは見た目が逆ハート型をしているハエで、3ミリから4ミリとハエの中では大きな部類です。

排水口などで発生するハエであり、お風呂場だけではなく台所や洗面所も注意が必要です。

 

チョウバエの実際の画像が見たい方はこちら

 

チビクロバネキノコバエ

チビクロバネキノコバエは体長1ミリから2ミリと比較的小さなハエで、一見すると蚊と間違われることもあります。

このハエは腐葉土などで育つため、観葉植物などを家の中に置いている場合に発生しやすい特徴があります。

 

チビクロバネキノコバエの実際の画像が見たい方はこちら

 

フンコバエ

フンコバエは名前の通り主に動物の糞から発生するハエです。

飛翔能力が低く歩くことが多いハエですが、屋内で見かける場合には水廻りに異常があることもあります。

 

フンコバエの実際の画像が見たい方はこちら

 

ニセケバエ

最後がニセケバエというハエです。

このハエは太短い触覚があるのが特徴のハエであり、排水管などで発生することが多いハエです。

急激に増えることがあるという特徴があります。

 

ニセケバエの実際の画像が見たい方はこちら

 

最後に

 

このように、それそれのハエは似ているようで特徴も異なっていますのでその種類に合わせた発生源を特定することで、予防することも出来ます。

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