標語の作り方

省エネ標語の作り方の一例

投稿日:2017年1月17日 更新日:

 

自治体や職場等で、省エネ標語を募集することがあります。

趣旨としては、省エネや節電への注意喚起です。

また省エネ標語は、環境教育の一環としての役割も担っています。

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省エネ標語とは

 

省エネ標語は毎年、冬と夏の省エネ月間(2月・8月)に向けて募集されます。

省エネ標語を実際に作る際には、環境標語とどう違うのかが問われていますが、省エネ標語自体は、環境標語という大きなカテゴリーに属してはいますが、それほど範囲は広くありません。

過去の作品などをみてみると「節電、節水、節約、節制」などが省エネ標語の主なテーマになります。

自治体

自治体では、省エネ運動の実施を広く呼びかけるために標語を募集しています。

標語(スローガン)により運動の普及啓発を狙ってのことです。

特に、この寒い時期に省エネ運動をする意図としては、エアコンやストーブ、電気ヒーターなどの暖房器具の使用で電力を多く使う家庭が増えるからです。

今の時代は、各家庭に一台のエアコンではなく、各部屋に設置されているケースもあり、電力の使用率が高まっています。

家族みんなでこたつに入って一部屋で過ごす、という家庭もあると思いますが、そういう家庭は多いとは言えません。

企業

また企業も環境活動の一環で、省エネ標語を募集することがあります。

この場合には、社内だけで募集するというケースが多いです。

いずれにしても、省エネ標語というものは環境標語の「環境を大切にしよう」という大きなテーマがあります。

現在は省エネ家電なども存在し、そうした機器への取り替えで温室効果ガスを削減しよう、という取り組みも盛んに行われています。

家庭では省エネ診断サービスなるものもあり、改修に向けた助言を受けることができます。

 

省エネ標語の一例と作り方

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では、ここでは実際に標語を作ってみます。

標語の作成が苦手な方でも簡単に作れる作り方を紹介します。

作り方

まずは、標語のキーワードを準備します。

標語は、上の句・中の句・下の句から構成されているため、これら3つのキーワードを用いることで簡単に作成できます。

作成する際の基本は、5・7・5形式ですが、字余り(7・7・6)になっても問題ありません(声に出してみて響きに問題ありと判断できる場合には、修正する必要があります)。

2011年度

  • 環境5S、節電!節水!節約!節制!省エネ!
  • 減らしましょう 無駄な残業 節電効果
  • 気付いて行こう 意識と行動 築いて行こう エコ習慣

出典:明星金属工業株式会社

2016年度

  • こまめにオフ エコな心の スイッチオン!
  • 省エネは工夫と努力の積み重ね。さあ、実行!
  • 「省エネは地球を救う第一歩 市民示そうその力」

出典:船橋市

こちらは、過去の省エネ標語の作品です。

これらの作品も元は、上の句・中の句・下の句から構成されています。

  • ワードの例(上の句):環境5S、節電!、減らしましょう、気付いて行こう、こまめにオフ、省エネは工夫と努力の積み重ね。、「省エネは地球を救う第一歩
  • ワードの例(中の句):節水!節約!、無駄な残業、意識と行動、エコな心の、さあ、
  • ワードの例(下の句):節制!省エネ!、節電効果、築いて行こう エコ習慣、スイッチオン!、実行!、市民示そうその力」

分解してみると、わかりやすいと思います。

標語(スローガン)は、このようにあるキーワードを複数組み合わせて作って行きます。

ポイントとコツ

自分で実際に作る際には、過去の作品を参考にキーワードを見つけたり、省エネに関するキーワードを考え、多くの語(フレーズ)を集めることが大事です。

その後は、先にも紹介しましたが、5・7・5の形式にそのキーワードを落とし込むことでスローガンが完成します。

現代社会のトレンド

また、省エネ標語だけに限らずスローガン全般に言えますが、

  • 「持ってます」 いつでも使える マイバッグ

出典:館林市

のように「マイバッグ」という現代社会のトレンドを句の中に入れてみても面白いです。

企業

企業においてこうしたスローガンを作成する場合のコツとしては、過去のスローガン(明星金属工業株式会社)を見てみるとわかりますが、

  • 減らしましょう 無駄な残業 節電効果

のように、やはり仕事(業務内容)に絡めたものだと評価されやすいのかもしれません。

これらのスローガンは、自分のことのように感じ、親しみやすく、記憶にも残ります。

ちなみに企業側がこうしたスローガンを募集する趣旨としては、環境にも気を遣っていることをアピールしつつ、なおかつ電気代削減効果などのいわゆるコストダウンを社員達に促すことが目的だと思います。

従って、「なぜうちの会社は、こうしたスローガンを募集するのか」ということも含めて考えてみると、評価される省エネ標語が作れると思います。

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省エネ標語のキーワードの一例

 

ここでは、ア行~ワ行のキーワードの一例を紹介します。

ア行

暑さ、暑い、あふれる、アクセル、暖めすぎ、青い地球

いつでも、いりません、意識、いないのに

打ち水

エコ、エコ活動、笑顔、ecoマーク、エコ運転、エネルギー、エコポイント、エコな心、エアコン

汚染、贈り物、大きな役割、大きな声で、大きな成果、温暖化

カ行

感謝を込めて、変わる、環境汚染、家庭、環境、環境破壊、考えよう

絆、きれいな地球

グリーンのカーテン、工夫、くいとめる

心がけ、ごみ、ごみが資源に、ゴミ捨て、ゴミ捨て場、ごみ0へ、ゴミを分け、こまめに切る、こまめにOFF、行動、コンセント

サ行

再利用、再生資源、再確認、残業

資源、習慣、CO2、次世代へ、資源ごみ

捨てないで、スイッチOFF、すぐ、睡眠

世界、節電、節約

その心

タ行

出さない、第一歩、だんらん、大切に、宝物

地球、地球を守る

使える、使えるよ、つなぐ橋、使い続けて、作らない、積み重ね

努力

ナ行

日本一

ハ行

パパ、早寝、話し合い

一手間、品格、冷やしすぎ、一部屋に

分別

ポイ捨て、僕

マ行

マナー、守ろう、マイバッグ、ママ、ママチャリ

みんな、みんなで一緒に、みんなで作る、未来、未来に届ける、未来の為に

ムダ、無駄なゴミ、無駄な電力

持ってます、もったいない、もう捨てる、戻れない、燃やすごみ

ヤ行

汚さない、汚させない

ラ行

リサイクル

レジ袋

ワ行

私たち

 

最後に

 

以上、省エネ標語の作り方と一例、キーワードの一例を紹介してきました。

省エネ標語作成の際には、このサイトにあるキーワードなどを参考に作ってみてください。

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