会社を辞めたいけど勇気がないあなたは、本当は少しまだ今の会社を辞めたくない、と心のどこかで無意識のうちに思っているのではないでしょうか。
会社では、あと一歩で言えたのに、と毎日のように会社を辞めることを、上司に話そうと思っているのではないでしょうか。
感の良い上司で有れば、あなたが話さなくても、「最近、元気ないんじゃない、どうかしたのか」などと、話を振ってくる優しい方もいます。
しかし、会社を辞めたいのなら自分で伝えなくてはいけませんし、辞める覚悟をしなくてはいけません。
ここでは、会社を辞める勇気を出す方法を伝授します。
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目次です。
会社を辞めないデメリットを考える
まず、会社を辞めないデメリットを挙げて見ることで、会社を辞めない場合のパターンを想像します。
そうすることで、会社を辞める勇気を出すことが出来ます。
会社を辞めないデメリット
- 今の会社以外に、自分の生きる意味を見つけた場合、ここではキャリアを積めない、自分がここにいる意味がない、と今後何十年と後悔します。
- 将来の自分を想像できない、想像はしたくないと思ってしまう。
- 新しいことに挑戦できないことで、過度なストレスを溜め込んでしまい、いつしかそのことが原因となり何かしらのトラブルを抱えてしまいます。
- 将来できるであろう子供、成長した子供に対して、自分の仕事を胸を張って言えず、仕事に対するやる気のない姿を見た子供は、親に威厳を感じなくなってしまいます。
そして、このまま会社を辞めることができなければ、自分を変えることのできない自分を嫌いになり、周りを妬み、嫉妬し、醜い人間になってしまいます。
自分は幸せ者と思うこと
会社を辞める勇気がない、ということは、ある程度これから先、やりたい仕事が決まっていることになると思います。
一般的に見ても、やりたいことが見つかっている人は、本当の幸せ者です。
やりたいことがあっても、中には、それが自分ではできない人も大勢います。
例えば、身体が不自由な人、歳をとって年齢的に難しい人です。
このように考えると、あなたは健康であり、幸せ者です。
例え仕事を辞めたとしても、何も失うものはありません。
失うとすれば仕事ですが、働きながら次の転職先を決めていれば何も失うものはありません。
故に、自分を変えるチャンスだと思って、一度なりたい自分になってみてはいかがでしょうか。
たとえ、やりたいことをやって失敗したとしても、それで会社を辞めたことを後悔することはないはずです。
後悔するとすれば、やりたいことが見つかっているのにそれをやらないことです。
これから先、新しいことを始めるのですから、失敗なんて当たり前で、失敗を恐れていてはこれから先、成長することはできません。
失敗しても、またやりなおせば良いのです。
何度でもやり直してください、大きな失敗それさえしなければ良いのです。
大きな失敗
大きな失敗それは、命を失うことです。
それさえしなければ、何度だってやり直しがききます。
また、自分で失敗した、と思うこともいけません。
失敗も良い勉強、と常に、プラス思考でとらえるようにします。
そうすれば、運も引き寄せ大成功する可能性もあります。
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会社を辞める勇気が出る言葉
ここでは、会社を辞める勇気が出る先人達の言葉を紹介します。
天職
人間の第一職分は、自家の天職を探求するのが第一で、其の天職をどこまでも遂行するのが第二の本分であろう。
これは日本の小説家(徳富蘆花)の言葉です。
この言葉では、天職を見つけるようにと話していますが、実際、自分の天職を探すとなると難しく、自分で見つけよう、探そうとしなければ一生かかっても天職というのは見つけることが出来ません。
もし仮に、あなたにとっての天職だと思えるものが見つかったのでしたら、それに突き進んでみてはいかがでしょうか。
一般的に天職とは、やりたいこと、好きなこと、である事が多いからです。
有能な者と無能な者
有能な者は行動するが、無能な者は解釈ばかりする。
これはイギリスの劇作家(バーナード・ショー)の言葉です。
あなたの周りにも、人に語ったが行動はせずに約束したことを守らない人、言い訳ばかりをする人がいるのではないでしょうか。
一般的に、こういった人達の多くは、言葉を発することで満足してしまっているのです。
無能な者にならないように、言葉には責任を持って下さい。
故に、言葉に責任を持ち、行動を起こせる人は、多くの人から信頼される人物であることは間違いありません。
これから先は、行動することを話すのではなく、行動したことを話せるようになりましょう。
最後に
人間は忘れやすい生き物です。
今の仕事が忙しいと、大事なことも無くしてしまいがちです。
「この会社を辞めて本当は何をしたいのか」と今一度、自問自答してみて下さい。
会社を辞めよう、と決意した時の強い気持ちを、もう一度思い出してみて下さい。
勇気が湧いてくるはずです。
そして、今この問題から逃げてはいけません。
人間誰しも楽をしたいもので、これは仕方のないことでもあります。
言わば人間の本能なのです。
また、人間は楽をしたいので様々な問題から逃げますし、直視しなければならない問題になれば、尚更、避けたい、逃げたい、と思ってしまいます。
今の仕事を続けることは現状維持であり楽です。
しかし、自分の成長を願うのなら逃げてはいけません。
そして、この経験を乗り越え、一歩一歩進んでいく事で、如何なる困難にも対応できるような実力が身に付き、勇気ある決断ができるようになり、これから先の人生も充実したものになることでしょう。
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