55歳の沖縄移住 体験談
入社から55歳までずっとサラリーマンとして転勤も多く、色んなところで生活をしていました。
55歳になった時、会社で早期退職者制度があり、55歳定年の場合、退職金の上乗せもあり、このまま退職しようか悩みました。
1人娘も結婚したため、もう退職してもいいのかなと悩みました。
そんな時、友人がリタイアして田舎暮らしを始めたり、ペンション経営をしたりと第二の人生を歩んでいて、とても生き生きとしており、そして、仕事のストレスもないのか若々しくなっていたので自分もそうなりたいなと強く思うようになりました。
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沖縄移住で第二の人生
そこで、第二の人生をどうしたいのか悩むようになりました。
その時、幼い頃に住んでいた沖縄に住みたい、そして、のんびり暮らすか、離島で旅館などの手伝いをしながら暮らしていくのもいいのかなと考えるようになりました。
そこで沖縄移住をしている人たちの情報がないか色々と調べるようになりました。
沖縄での仕事探し
そして駄目元で、石垣島にあるホテルの従業員募集の求人に応募し面接を受けてみることにしました。
するとあっさり採用となりました。
妻に沖縄移住の話をしたら、妻は東京に家もあるし、残ると言われました。
そのため、1人で行くことにしました。
お金の件なども妻と話し合いました。
沖縄移住に成功?
そして、ホテルの用意してくれたアパートでの1人暮らしが始まりました。
5年ほど単身赴任していたので身の回りのことは何とか1人でできるので、何とかなるかなと思っていました。
仕事の方は、最初は慣れない仕事で戸惑いながらも、のんびりとした雰囲気の中で働くのはとても心地が良かったです。
一年後、沖縄移住は失敗?
そして、1年経ち、たまに妻と子供も石垣島に遊びに来たりしてくれて夫婦仲も変わらずに過ぎていきました。
しかし、最悪なことが起きてしまったのです。
勤めているホテルが閉鎖されることとなったのです。
そこで、新たに職探しか、しばらくのんびりと過ごすか悩んだ時、妻から、お互いの両親も高齢となっているから、介護の問題もあるから戻ってきて欲しいと言われました。
沖縄~東京へ
悩んだ末、東京に戻ることにしました。
私の沖縄移住生活は1年半で幕を閉じました。
失敗したのかなと思うこともあります。
ずっと住むことのできなかった失敗の要因は、職がなくなってしまった時の対策を全然考えていなかったのが私の甘さでした。
現在は(現実)
今は、知り合いのつてで東京で働いています。
やはり、自分にはサラリーマンというものがあっていたのかなと思うこともあります。
ただ、移住して良かったこともあります。
人の優しさに触れることができたからです。
最後に
55歳のサラリーマンが早期退職者制度を使って沖縄移住を試みた場合現実は厳しいようです。
沖縄移住を成功させる為には、
- 仕事の確保ができている(お金)
- 夫婦の場合は、二人で一緒に移住することが可能
- 両親の心配がない
などの条件が揃った場合に限り、沖縄移住をすることをおすすめします。
●失敗の原因は、体験談ではあまり語られてはいませんが、食の問題や、環境の違い、都会と田舎の違い、なども挙げられます。
どこの地域に移住するにしても、綿密な計画とお金(仕事)が必要のようです。
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