毎日仕事をしていれば、調子の良い日もあれば、そうでない日もあるものです。
しかし、どれだけ一生懸命取り組んでも、思うようにはかどらず、仕事の完成形がわからなくなってしまうことがあります。
また、慎重に作業や手続きを進めているにも関わらず、手順を間違える等、ケアレスミスを連発し、なかなか先に進めないようなこともあります。
仕事は自分の能力や技術を信じて取り組むからこそ、その出来上がりに対し自信とプライドを持つことができます。
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それなのに、普段では考えられないような不本意な結果に直面すれば、自分はこんなにも能力がないのか、とショックを受けてしまいます。
反省や検証する気持ちを通り越し、仕事そのものへの情熱が冷めてしまいます。
自分が必死に取り組んだ仕事であればあるほどショックもより強く、踏ん張りがきかなくなり、やる気が薄れていきます。
ついには、もう頑張れない、と落ち込んでしまうのです。
しかし、落ち込んでいる状態で仕事を続けることはできません。
もう頑張れない、というカオスからは少しでも早く脱出することが肝要です。
そのためには、思い切って仕事から距離を置き、自分自身を取り戻すことが大事です。
もう頑張れない、というのは頑張る力が底をついた証拠
もう頑張れない、というのは頑張る力が底をついた、とも言えます。
気力、体力が枯渇している証拠です。
仕事の調子が乱れているということは、生活のリズム全体も乱れている可能性があります。
仕事に振り回される生活をしていると、生活のリズムも崩されてしまいます。
例えば、午前中の仕事がだらだらと長引いてランチを食べ損ねたり、残業続きで帰宅が遅くなって、夕食も就寝時刻も極端に遅くずれこんだりすれば、ひどく不規則な生活に縛られてしまいます。
不規則な生活を続けた結果、ストレスを抱え込んでしまい、体調を崩してしまいます。
体の不調が仕事に悪い影響を及ぼしている可能性は高いのです。
もう頑張れないは体のSOS
もう頑張れない、というつぶやきは、自分の体が不調を訴えているサインだと捉えることです。
サインを認識したら、仕事は二の次にして、自分の体と心を見直します。
どんな些細なことであっても、普段とは異なる異常を感じたら、すぐに専門家のアドバイスを求めることです。
風邪が長引いているけれど、大したことはない、と本人が思っていても、病院で診てもらったら実際にはずいぶんこじらせていた、ということもあります。
もう頑張れない、と感じたら、それ以上頑張る必要はありません。
必要なのは、頑張れる自分を取り戻すための休養と治療です。
休養をたっぷりととり、体調を良くします。
そうすれば体力、気力が充分に蓄えられ、仕事にも意欲が出てきます。
健康な体があってこそ、仕事を頑張ることができるのです。
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もう頑張れないと思うのは努力の仕方が間違っている可能性がある
一般に多くの人は、頑張れや頑張って、と言われるのが嫌いな方が多いです。
何故ならそれは、頑張り方を知らなかったり、頑張っても報われないと思っているからです。
また、頑張っているときにこの言葉を使われたら、それはそれで「何も知らないのに」と反感を買ったり、メンタルが弱い人だと落ち込んだり、頑張り屋の人ならさらに頑張ってしまい、限界を越えてもう頑張れないとなってしまうこともあります。
逆に頑張って、と言われることが好きな人も一定数の割合でいますが、そういった人達は努力の仕方を知っている人で、結果が出せる人でもあります。
従って、後者の人達を見習えば「もう頑張れない」と思うこともなくなる可能性があります。
努力の仕方
では実際にどういったところを変えれば良いのかと言えば、それは簡単で得意なことを頑張るだけで良いのです。
得意分野なら結果が出やすいのでその分、努力を継続することが苦になりません。
人には誰でも得手不得手があるものです。
例えば、学生時代はスポーツが得意で有名だった人はスポーツのプロになります。
プロを引退した後もスポーツ関係の仕事を多くの方がします。
これは自分の長所を伸ばした方が仕事で成果が出やすい、と理解しているからです。
しかし、多くの人は学生時代ならいざ知らず、大人になってからもこのことがわからずに苦労するのです。
不得意分野をいくら伸ばそうとも、それは苦痛が大きい割りに効果はあまりないものです。
逆に苦手なことを必死に努力することで、体を壊したり自分にとってマイナスになることが多いです。
故に自分の得意なことを見つけそれを頑張る、努力することが必要です。
最後に
もう頑張れない、と思うのは間違った努力をし続けているために起きることがあります。
これを払拭するには、得意分野で努力することだけを考えれば良いのです。
その為には、今の環境を変えることをしなければなりませんが、自分の得意分野なら努力を継続をすることは比較的容易です。
自分の得意分野でプロフェッショナルを目指すことが大事です。
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