どんな物事にもできる人とできない人がいます。
それはウインクについても当てはまることです。
片目を閉じるだけなのだから、何も難しいことはないと感じる人も多いのですが、苦手で無理という人も現実に多数存在します。
それはどうしてかと言いますと、人間の身体、その仕組みが多分に影響しているからです。
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目次です。
ウインクができない原因
専門家の間では、遺伝的な要素が大きいと言われています。
これは人の筋肉が脳からの命令で動くことに起因しています。
人間の顔の下半分は右脳と左脳が独自に命令し、顔の上半分は一緒に命令するとされているからです。
つまり人間が瞬きができるのは、両方の目蓋を同時に開けたり閉めたりしているからです。
そして、この上半分の動作(片方ずつ目蓋を閉じる)は脳の複雑な動きが必要な為に、ある程度成長しないとできない可能性もあるとされています。
よって子供には難しい動作なのです。
一方でウインクはあまり行わない動作でもありますので、慣れない動きに脳が戸惑っている状態であり、反復運動をして学習させれば習得できるとも言われています。
ウインクができない人の耳垢は乾燥気味?
また、俗説に近い意見として、ウインクができない人の耳垢は乾燥気味だと言われています。
そのため、ウインクが苦手だと感じたら、まず耳垢を確認してみようという指摘があります。
ですが、耳垢が湿っている人の割合は、日本人に限って言えば、全体の16%だそうで、そう考えるとウインクができないと悩む人は10人に9人の割合になります。
10人いたとすると、たった1人しかウインクができない計算になります。
本当なのでしょうか。
確かめてみたいところです。
できないを克服するために
一般には、できないサインだけ見つけても仕方がないと感じる人も多いのですが、向き不向きを認識することは、どんな物事でも大切です。
では、不向きなのを自覚した後に何をすればよいのかと言いますと、ウインクの練習となります。
不向きというのは不可能と同義ではありません。
練習さえすれば改善が可能です。
そのための効率的なやり方があるのです。
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ウインクのやり方
初級編
まず、両目を大きく開けて、片方の目蓋を指でしっかりと押さえましょう。
次に、口角を開けて意識して笑みを浮かべましょう。
そして最後に目蓋から手を離してみてください。
このときに目蓋が開かないように意識することが大切です。
これは極めて単純なやり方ですが、その分、暇な時間が少しでもあれば練習できるため、効率がよい練習法だと言えます。
何事も数をこなさなければ始まりません。
上級編
似たようなやり方として、両目を閉じた状態から、意識して片目だけを開けるようにするという方法があります。
こちらは手の押さえがなくなっている分、少し難易度が上昇しています。
しかし、前記した練習法に慣れて、次のステップに進みたいと感じたときに使うとちょうどよいものです。
これは自転車に乗る練習をするときに、補助輪や後部を抑えてくれる人を始めは用いるが、やがて何の支えもなくても自由に動けるようになるのと似ています。
初めのうちはうまくいかないことが多く、挫折感から投げ出したくなることが多いですが、その分、それがうまくいったときの達成感は充分以上にあります。
ゴールがあるのを意識して行うようにしましょう。
ウインクはコミュニケーション
女性は特に友達と、写真やプリクラを撮るとき、コミュニケーションをとるときにウインクをすると思います。
日本では男性アイドルがカッコイイ、ウインクをしますが一般の男性はあまりしません。
一方、海外では一般の男性も普通にウインクします。
海外では、普通に男性もコミュニケーションとして取り入れています(外国人がするのはカッコイイのです)。
従って、外国語が苦手な人でも、海外ではウインク一つで打ち解けることも可能なのです。
最後に
練習の初めは顔の表情がひきつることになりますが、次第に顔の表情筋が鍛えられ今まで固まっていた筋肉がほぐれてウインクができるようになります。
また顔の表情筋が鍛えられますので、頬がふっくらとしてくることも期待できます。
笑ったり、喋ったりすることが少ないと表情筋はすぐに衰えてしまいますので、日々の努力とその後のケアも必要です。
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