顔の大きさは男性、女性ともに気になるものですが、女性は特に気にするのではないでしょうか。
かおが小さいと綺麗で美人、といった印象を持っている人も多いと思います。
そうなると気になるのが自分のかおが、平均より小さいのか、大きいのか、ということです。
ただし小顔であれば、それが魅力的な容貌なのか、ということとは違うようです。
ここでは、顔の大きさの測り方と平均、魅力的な顔について紹介します。
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目次です。
顔の大きさの測り方
顔の大きさは、正しい測り方で把握することが大切です。
カーブのあるフェイスラインは、そのままの状態では正確な採寸が難しいと言えます。
メジャーや定規などを使用して測っても、かなりの確率で誤差が生じます。
通常、縦幅と横幅の長さで顔の大きさは割り出されます。
誤差の出にくい測り方として挙げられるのが、小さな空き箱を利用する方法です。
小さな空き箱を利用する方法
空き箱を用いることで、安定感のある採寸が出来ます。
自分のかおに空き箱を合わせ、頭頂部と顎の位置をそれぞれチェックします。
壁に紙などを貼って印をつけておけば、すぐに採寸が可能です。
横幅を測る
横幅を測る時には、やや長さのある空き箱を用います。
箱を横に置いた状態で顎先を机の上などに固定し、定規を生え際部分に合わせて真横の箱にチェックをします。
箱の底からチェックの部分の長さを測ることで、かおの横幅の長さを割り出すことが可能です。
顔の大きさの平均
ここでは、顔の大きさの平均について紹介します。
女性
一般的な日本人女性の場合、平均的な顔の縦幅は、約18センチ前後です。
横幅は、15センチ程度が平均となります。
男性
一般的な日本人男性の場合、縦幅は、約20センチ前後。
横幅は、16センチ程度です。
このようなサイズよりも大きかったり、小さかったりする時には、やや平均的なサイズを外れている可能性があるわけです。
顔型によって変わる大きさ
ただ顔の大きさは、顔型によって大きく印象が変わります。
額の広さや前髪の有る無しは、特に大きさを左右する要素です。
額が狭いと各パーツが目立ち、小さく見えます。
また額が広い方でも、前髪を下すことで面の大部分が隠れます。
この場合にも、やはりかおが実際よりもコンパクトに見えるのが一般的です。
頭頂部から顎までの長さ、頭囲の長さの平均
頭頂部から顎までの長さや頭囲の長さも、顔の印象には関係してきます。
女性
頭頂部から顎までの長さは、22センチ前後、頭囲は55センチ前後が日本人の女性の平均値です。
男性
男性は、頭頂部から顎までの長さは23センチ前後、頭囲は57センチ前後となっています。
こういったサイズは、帽子やヘッドドレスなどを選ぶ際には知っておくと便利です。
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サイズについて
顔のサイズは、360度からチェックするのがより確実な方法となります。
頭蓋骨の形によっても、大分大きさは変わります。
男性の場合には、特にこのような多方向からのサイズチェックが重要になってきます。
女性に比べてヘアスタイルでカバー出来ることが少なく、頭の形がそのまま大きさにも反映されてくるのが男性です。
後頭部が張っている方は、かおも実際より大きく見えてしまうことがあります。
男性は女性よりも、元々かおが大きい傾向があり、特に小柄な方は小顔に見せる工夫も必要です。
前髪を作るなどの方法で額の面積を減らすと、多少大きめの方もコンパクトに見せることが出来ます。
魅力的な顔は平均的?
魅力的な顔と言えば、思い浮かぶのはかおが小さくて、目が大きいかおでしょうか。
これが魅力的なルックスであれば、メイクで目だけを強調すればいいのですが実際は違うようなのです。
アメリカのラングロイスとラグマンの二人(心理学者)は、どのような人間の顔が好かれるかの実験を行いました。
これは、2枚の合成した写真の中からどれが好きなのかを選ばせる実験です。
その結果、多数の人が32枚の顔の合成写真を選び、4枚の顔で合成された写真はあまり好まれなかった、とされています。
そもそも、顔の合成写真は回数を重ねるごとに平均的なものへと変わって行きます。
つまり、平均的で左右対象のかおがもっとも好まれる人相である、と言うことのようです。
そう考えると、個性がなくなる程に魅力的なルックスに近づけるようです。
平均的な顔が好かれるのはなぜ
では、なぜ平均的な顔が好まれるのかその理由について説明します。
正常性
まずは、正常性です。
正常性とは、標準、平均的など、社会に合ったレベルのものを求める心理です。
なので、他人と異なる個性的な容貌よりも、平均的なかおを選ぶのです。
親しみ
次は親しみです。
人は知らないものには、警戒し、知っているものに安堵します。
ですので、ルックスもこれと一緒で個性が強い容貌よりも、個性的ではないかおを選ぶのです。
対称性
最後は対称性です。
人間は、古来から対称性のある容貌を好むとされています。
ただ、人のかおは残念ながら、左右対象、シンメトリーになることはないのですが、対称性を好むことから平均的な顔に近い合成写真を「美しい」と認識するのです。
また、合成により、フェイスラインが角ばっておらず、若々しく見えることも理由の一つとされています。
最後に
以上、顔の大きさの測り方と平均、魅力的な顔について紹介してきましたがいかがでしたか。
平均的なかおでしたか、平均よりも大きいでしたか、あるいは小さかったですか、どちらにしても落ち込むことはありません。
人に好かれる人相とは、平均的なルックス、つまりバランスがとれてさえいればいいからです。
ただ、顔の大きさが平均的であればより好かれる、と思って良いようです。
ちなみに、化粧などで平均的なルックスに近づけることは可能なようです。
その際は、美人の黄金比率を参考にするのが良いとされています。
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