私は最近、築40年以上ある家を購入しそこに引っ越したのですが、引っ越してから数ヶ月後に原因不明の症状に襲われました。
その症状とは、咳が止まらないのに熱はないという症状です。
引っ越す前までは、こんなことはなかったのですが、実際に咳が止まらなくなると、
「もしかしたら肺がんや結核なのでは」と病気を疑いますし、本気で心配していました。
病院にいっても、
「風邪の引き始めでは?」
「咳喘息かもしれない?」
などと言われ、これといった原因は特定できず、大きな病院を紹介され様々な検査を受けることになりました。
胸部X線検査、胸部CT検査などを受けました。
しかし、原因はわからず、最近まで不安な毎日を送っていました。
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目次です。
咳が止まらないのに熱はない時の原因はカビやホコリの場合もある
長期間、原因不明の咳が続くことは大きなストレスです。
職場では、
「何か大きな病気なのではないか」と心配され余計に不安になります。
ある時職場の同僚が、
「カビやホコリが原因じゃない」とアドバイスしてくれました。
私はまさかとは思いましたが、確かに思い当たる節がいくつもあり、このアドバイスを信じて徹底的に部屋の掃除をしてみることにしました。
掃除をしていて、わかったことが2つあります。
1つ目は、いつも使用していない部屋の畳に、大量のアオカビが発生していたことです。
2つ目は、お風呂場の入り口付近の壁に大量の白カビが発生していたことです。
私は、まずこれらのカビを取り除くことにしました。
カビの対処法
畳のアオカビ
畳のアオカビの対処法としては、畳を乾拭きして掃除機でカビを吸い取るのが良いようです。
また天気のいい日には畳を剥がして、屋外に出し乾燥させることも必要です。
日中も喚起を徹底し、湿気を低くすることが必要です。
ただ、私の場合には畳の状態があまりにも酷かったので、畳を剥がしてフローリングへと変える事にしました(6帖で大体8万円ほどでした)。
元々この家はジメジメしている場所にあり、新しい畳に変えても
「また同じようになるのではないか」と思ったからです。
お風呂の入り口付近の壁の白カビ
お風呂の入り口付近の壁の白カビについては、お風呂に入った後の喚起をしっかりと行うことが必要なようです。
何故なら、壁の白カビはキレイに拭き取っても、湿気が有れば何度でも発生するからです。
また、お風呂の入り口付近の壁に白カビが発生するのは、そもそもお風呂自体を囲うコンクリートが水分を吸収するためにカビが発生する場合もあります。
私の家のお風呂も正にこのタイプで、コンクリート式の枠の中に浴槽を置いた古いタイプのものでした。
そのためいくら喚起しても、白カビがまた次の日には発生する状態でした。
お風呂の入り口を締切り、屋外の窓側だけ開けて喚起しても無駄で、古いので換気扇もなく雨の日には余計酷い状態でした。
ではどうやって対処したのかというと、ユニットバスに取り換える事で白カビの発生を抑えることにしました。
業者には、カビの発生源となるコンクリートを斫ってもらいそこに、本体を取り付けてもらいました。
ちなみに、お風呂を取り替える方法ではなく中には安価で済む方法もあるようですが、私もいろいろと試してみてあまり良い効果がなかったので、最終的にユニットバスへと変更した次第です。
お金はかかりましたが白カビが発生しないので、満足しています。
貸家などの場合は、大家さんに相談して見ることで、何かしら対応が期待できる場合もあります。
最悪、貸家の場合は引っ越しという手もあります。
ちなみにエアコンにもカビが発生するようです、気をつけて下さい。
ホコリの対処法
次にホコリです。
ホコリも咳が止まらない原因ですので、こまめな清掃を心がけることが大事です。
特に照明器具などには、ホコリが貯まりやすくそのホコリが上から常に落ちてくる状態になっていないか、確認してみてください。
対策をしてみて
これらのことを行ってから数週間、私の悩みであった、咳が止まらないのに熱はない原因不明の症状が収まりました。
私のこの症状の原因は、ホコリとカビだったようです。
職場の同僚には感謝しています。
最後に
確かに、咳が止まらないのに熱はないという症状は、これらのことが原因でも起きます。
ただ始めから、ホコリやカビが原因であると決めつけることは良くありません。
ごみを貯めていたり、部屋の乾燥が原因の場合もあるからです。
また、呼吸器系の病気も考えられますので、まずは病院での診察を受けることが大事です。
それでも原因がわからない場合には、ホコリやカビ、と言ったことも考えられます。
従って、部屋は綺麗にし喚起を行い、湿度に気をつけてカビの発生を防ぐことが必要です。
家を常に締め切った状態にしている、お風呂がコンクリート式の枠、もともと湿気の多い場所に住んでいる方は、特にカビが発生しやすいので気をつけて下さい。
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