髪を金髪など、黒から脱色させる際に必要なのがブリーチ剤で、近年ではメンズ向けにハイブリーチ剤が市販されています。
利用する際、ヘアカラー剤よりも仕上がりに差が生じやすく、上手く色抜きされずにムラになりやすく、髪の毛へのダメージなどがあるため、コツや品質の良い製品を選ぶ一工夫により、理想とするブリーチヘアを作り出すことが可能です。
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目次です。
ハイブリーチ剤【市販】
一般的にハイブリーチ剤の成分としては、液体には過酸化水素水が含まれており、粉末はアルカリ剤が含まれていて、化学反応によって、色を脱色させることができる仕組みです。
メンズ向けとなる市販のハイブリーチは、高い脱色力である点から、わずかな時間でも明るくできるようにウォーターとパウダー、さらにクリームの3剤式となるハイブリーチ剤が提案されています。
使い方について
またブリーチ剤を塗る場合には、必ず乾いた髪に塗る必要があり、ヘアワックスなどの油脂が付着している場合には、油膜によって上手く色が抜けない場合があるため、一度髪を洗って、しっかり乾かしてから塗布します。
約20分程度の短時間、放置した後、すぐに薬剤を洗い流すことも、キレイに染まるコツで、長時間強力な薬剤を髪に浸透させることにより、必要以上に髪がダメージを負ってしまいやすく、ギシギシした手触りに結び付いてしまいます。
そして、混ぜた薬剤を塗る際は、素早く塗る必要があります。
熱によって化学反応が起きると、熱エネルギーは高い部分から染まっていくため、染まりにくいえり足などの後頭部から、つむじや分け目などの前頭部へと移行しながら塗布することにより、時間差による色ムラを防ぐことが可能です。
塗り終わった後はどうするの?
また、塗り終わった後は、全体にラップを巻くことにより、温度を均一に保つことができてキレイに染めることができる上、液垂れしない魅力があります。
そして、シャンプーでしっかり薬剤を流した後は、トリートメントなどでケアすることで、サロン級の仕上がりに導けます。
ハイブリーチ剤【市販】のおすすめについて
ハイブリーチでは明るいブロンドヘアに仕上がるため、何よりもダメージ補修をはじめ、髪への潤い補給成分が配合されている市販剤を選ぶことが必要で、ツヤのある仕上がりと色持ちに結び付きます。
また、毛髪保護や補修成分として、アミノ酸やグルタミン酸、さらに潤い成分にプロリンを配合しているなど、成分をチェックして選ぶことが大切です。
薬剤を混ぜることにより、独特なニオイも発生しやすく、ツンとするニオイを抑えた香りの薬剤を選ぶことも、自宅で行う場合にはポイントとなります。
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ハイブリーチの失敗の原因
ハイブリーチは美容院などで頼むとなると、高額(万単位)になるのが予想されるので「市販品を使う」とういう方が大半だと思いますが、正しい知識を持ち、正しい使い方が出来れば、仕上がりも綺麗です。
市販品を使うことで、憧れの金髪ヘアーに自分ですることができます。
しかし、この脱色は良い面ばかりに目がいきがちですが、使用する前は悪い面もある、ということをしっかりと把握しておかなければならないのです。
日本人の髪は「弱い」から脱色剤で失敗するのか?
一般に日本人の髪は、外国人と比較した場合「薬剤に弱い」と言う結果が出ています。
それにより、日本のブリーチ剤とヘアカラー剤の濃度(過酸化水素水)は低くするようにと決められています。
ですので、私達は市販品であっても比較的安全に使用することができるのです。
しかしながら、一部の人達は自分勝手な解釈で「もっと綺麗に、明るく脱色したい」と言う思いから、時間や回数を守らず、何度も何度も脱色を行ってしまうのです。
その結果、髪にはダメージが残り、キューティクルも剥がれ落ちます。
そして、この状態でパーマ等を当てると最悪なことに、髪はバリバリのチリチリヘアーになってしまいます。
要は、髪の中身が無い「スカスカ状態」なので、簡単に髪が折れてしまうのです。
よって、自分で髪を染める場合、失敗したくないのであれば、必ず時間や回数を守る、頭皮にはつけないようにする、説明をしっかりと読む、と言った基本的な事が大事になります。
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