就職活動等の面接でよく聞かれる質問の1つに「学生時代頑張ったことは何か。」という質問があります。
この質問に対して最も多いのがアルバイトの経験です。
そこで、ここでは学生時代頑張ったこととしてアルバイトの経験を答える際のポイントと共に例文を紹介します。
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学生時代頑張ったことの例文と作り方【アルバイト】について
まず基本的なことですが、学生時代に頑張ったことを聞くのはどういう理由からなのかというと、
学校に通っている一時期にどういったことに努力し、そこから何を学んでどのような知識や能力を培ったのか、などの成長した姿が「見たい」「知りたい」わけです。
これには、会社側の入社後の仕事に対する姿勢を予測しようとする意図が伺えます。
例文を作る際のポイント
またなぜ頑張ったのか、困難があった時にどのような方法で乗り越えたのかというのも非常に大きなポイントです。
頑張ったことそのものではなく、経験から得たことや感じたことなど、そこから見えてくる人柄こそが面接官の知りたいことですので、答える際にはこのような点を踏まえて回答する必要があります。
よく部活で入賞などの成績がないから話す価値がないのではないかと考えている方もいるようですが、結果や経験そのものではなくて、取り組んだ事柄から自分がどのように変化したのかというのが重要ですので、たとえ些細なことでも本当に自分が頑張ったものであるならばネタとして十分です。
アルバイトをネタに作る際のポイント
では具体的にアルバイトをネタとして使う場合のポイントはというと、一番望ましいのが自分がどのように動き、貢献したかという点です。
もし売上を◯%あげたというよう分かりやすい数字があるとなお良いでしょう。
この点がアピールできると、自ら考えて行動し、会社の利益を上げられる人材であるという好印象を与えることができます。
こうしたポイントを踏まえて実際に文章にする際には、
何をしたか(概要)→なぜそれをしたのか(動機)→そこでどのような課題や困難があったか(課題)→それに対してどう対処したか(行動)→その結果(結果)→その経験から何を学んだのか(学び)
という流れに沿って話をすると良いでしょう。
学生時代頑張ったことの例文
この流れに沿った例文を1つ紹介します。
例文
私が学生時代頑張ったことはIT企業の長期インターンです。
ITビジネスに興味があり、実際に現場を見て学びたいという思いからこの仕事を選び、Webサイトの運営を担当しました。
担当したプロジェクトでは価格が安いことに優位性を見出していました。
しかしながら、収益の上昇につながっていないことが課題となっていました。
そこでデータを解析するとサイトを訪問した人は価格表を見る前に他社のホームページへと行動をとっていることがわかりました。
そのため私は安さが伝わりやすいようにサイトのデザインを変更したところ、事業の強みである安さがよりわかりやすくなり、月間30万から100万まで売上を伸ばすことができました。
この経験からきちんと戦略を練ればどのような分野でも成果を出すことができるということを学びました。
最後に
この例文のように概要から結果まで明確に回答できると相手の知りたいことも伝わりやすく、印象アップにつながります。
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