最近、街中でもイノシシやクマに襲われたなどのニュースが多くなっています。
一般的にイノシシやクマは山の中で生活していますが、餌の問題などもあり稀に山から下りてくることがあります。
本当は彼らも好きで街中に下りて人を襲っている訳ではありません。
餌がないから仕方なく恐る恐る街中に下りてきているのです。
危険生物に遭遇した場合の対策としては、まず初めに危険生物の性格や特徴を理解することが重要になります。
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目次です。
危険生物【イノシシ・クマ】の性格や特徴について
危険生物といっても基本的に、彼らは臆病です。
イノシシの性格や特徴
イノシシにいたっては、臆病で、警戒心も強く、動きに関しては、遅いイメージがありますが、動きは俊敏です。
しかも、鼻の押し上げる力は強力で60キロ位の大人であれば、簡単に突き飛ばすことが可能です。
豚に似た姿形をしていますが、豚のように扱いやすい訳もなく、豚と同じように考えていると非常に危険です!
クマの性格や特徴
クマの性格は種類にもよりますが、ツキノワグマの性格で言えば、慎重で臆病、人が近づくと逃げる又はその反対の襲ってくるタイプもいます。
危険生物【イノシシ・クマ】と遭遇しないための対策
ハイキングや登山といったレジャーに出かければ、そのような危険生物に遭遇する危険は増します。
自分に限ってそんなことはないと思わずに、対処法を知っておきましょう。
山に入ると危険生物との遭遇率は高くなりますので、まずは遭遇しない工夫をしましょう。
人間を捕食するような動物ではない彼らが人間を襲うのは、自分自身の身を守るためなのです。
ですから、山中では常に人間の存在をアピールしましょう。
そうすると自分から近寄ってくることはありません。
人間の存在をアピールする方法
人間の存在をアピールする方法は、決して難しいものではありません。
ラジオを流したり、荷物に鈴をつけて鳴らして歩くといいのです。
また、普通に会話をしているだけでも違います。
もしテントを張ったりとキャンプをする場合は、残飯はきちんと処理をしましょう。
エサを求めて彼らが近寄って来て、朝テントから出たら遭遇してしまった、という事態を招く恐れがあります。
アピールする際の注意点
鈴に関しては、クマの種類や性格のタイプによって効果がない場合とある場合があり、鈴に頼り過ぎていると背後から近づく彼らに気付かない恐れがあります。
また、会話をするにしてもその話声が大声になっている場合は注意が必要です。
大声を上げている場合、クマが負傷している(ハンターに撃たれるなり何らかの攻撃を受けている)際は襲われることもあります。
子供を連れているクマにも大声は禁物です。
子連れの場合、神経質になっていることが多いため大声を上げることはやめましょう。
危険生物【イノシシ・クマ】と遭遇した
しかし、どんなに対処をしていても、100パーセント危険生物と遭遇しないとは言い切れません。
イノシシと遭遇したら
もし遭遇したのがイノシシだった場合、追い払おうとしたり、走って逃げようとしたり、大声を出してはいけません。
イノシシは70キロほど体重があり、時速45キロほどで走ります。
鋭い牙も持っているので、襲われれば最悪の場合は死亡してしまいます。
イノシシに遭遇したら、目を見ながらゆっくりと後ずさりしてその場を去りましょう。
もしエサとなるような物を手にしているなら、それはその場にゆっくり置いて、それから後ずさりするのが良いでしょう。
クマと遭遇したら
クマに遭遇した場合も同様で、絶対に背中を向けて走って逃げたりしてはいけません。
大声も、もちろん出してはいけません。
本能的にクマは逃げる物を追うので、集団でクマに遭遇した場合、慌てて走ってしまうと一番初めに襲われる可能性があります。
集団でなくても、慌てて走って逃げる行為は危険です。
遭遇した場合は、クマを見ながら静かに後ずさりをしましょう。
荷物を所持している際は、その場にゆっくり置いて、それから後ずさりしましょう。
運が良ければ、荷物に興味を持つかもしれません。
注意点
死んだふりや火を見せることも良いと昔から言われていますが、これは大きな間違いです。
死んだふりをした場合、襲われる確率が高まるだけなのでやめましょう。
火を見せても相手がヒグマであれば効果がなく、かえって身を危険にさらすことになるので、絶対にやってはいけません。
危険生物への対策
ここでは、危険生物に出会って相手が襲ってきた最悪の事態を想定して管理人自身の対策を講じてみます。
動物撃退用の催涙スプレーで対策
危険生物に遭遇したときのために、動物撃退用の催涙スプレーという物があります。
力のない女性でも簡単に扱えますから、万が一のときのために用意しておきましょう。
傘で対策
イノシシに対しては、傘を勢いよく開くと驚いて逃げるとも言われています。
透明のビニール傘ではなく、黒などの色がついている物がいいです。
ステッキで対策
また、クマに襲い掛かられた場合は、ステッキなど武器になるような物を持っていれば対処できます。
顔のTゾーンのあたりを突くと効果的で、最悪の事態を防げるかもしれません。
その他の対策グッズを装備する
前途した「催眠スプレー」、「傘」、「ステッキ」以外にも笛、爆竹、刃物類、これらを常に装備することで危険生物に遭遇して襲われた際に反撃することが可能で、素手の時よりも襲われた際に助かる確率が上がります。
木に登る
森や山の中でクマやイノシシに遭遇した際、木に登ることも対策としては挙げられます。
木登りが得意な方ならすいすい登ることが可能ですし、彼らも木に登ることはないと思いますが中には木登りが好きなタイプもいますので、その際は足で攻撃するしかありません。
目で睨む
歌舞伎役者のような睨みで相手を怯ませます。
その隙に危険生物から少しずつ後退します。
睨み付けながら、ゆっくりと後ずさりしてその場を去りましょう。
最後に
危険生物への対処法として、基本は山や森などの彼らが出没する場所に近づかないことが基本になります。
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