手足口病にかかると熱が出る場合がありその際は「熱性痙攣」にも注意が必要です。
「熱性痙攣」は、乳幼児期の子供に多く、けいれんなどの症状が出て意識を失います。
初めての赤ちゃんの場合、親はどうしていいかわからずパニック状態になります。
筆者も経験しましたが、本当に何も知らないと焦ります。
もう死んでしまうのではないかとも思いました。
救急車を呼び病院での治療により、完治しましたが熱性痙攣は怖いものです。
そんな熱性痙攣を起こさない為にも、手足口病の症状や治療法、かかってしまった際の保育園の登園時期についても確認しておきましょう。
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目次です。
手足口病とは
手足口病の症状は乳幼児に多く見られる非常に感染しやすい感染症です。
その名の通り、口の中や手のひら、足裏などに発疹や水疱がブツブツと出てきます。
潜伏期間は通常3日から1週間程度であり、発熱を伴わないケースもありますが、熱が37度から38度ほど出るケースが一般的です。
手足口病に保育園児が感染する原因と治療法
乳幼児が感染しやすい手足口病の原因となるウイルスにはコクサッキーウイルスA群やエンテロウイルス71型などが挙げられており、例年はコクサッキーウイルスA16などが原因で広がりを見せています。
感染経路と対策について
ではどのように感染するのか、その感染経路も実に様々で、飛沫感染をはじめ、接触感染・糞口感染などで拡大しやすいため、感染したお子さま本人はもちろん、保護者などの周囲の方々も感染を広げないための注意が必要となります。
例えば、こまめな手洗いは必須ですし、咳やくしゃみをする際にはティッシュなどでしっかり鼻と口を覆い、汚れたティッシュはゴミ袋に入れて処理します。
またマスクを付けることは感染を広げないためのマナーです。
治療法
手足口病は症状があらかた治まった後でもウイルスは体内に留まっています。
呼吸器からは1週間から2週間、俳便からは2週間から1ヶ月程度の期間をかけてウイルスが身体の外に排出されるため、お子さまの様子を観察する期間は必要です。
手足口病は、痛みを和らげる鎮痛剤などでのケアや自然治癒による完治であるため、免疫力が低いお子さまの場合には熱や排泄物による脱水症状などには注意が必要で、栄養たっぷりの食事を提供し、早い完治を目指します。
手足口病にかかった際の保育園の登園時期はいつからいつまで
お子さまによっては保育園に通っているケースも多く、保育園に登園する時期やいつまで休ませると良いのかという問題が出てきます。
他のお子さまに移してはいけないため、登園時期は保護者が非常に迷うところです。
保育園の登園時期はいつからいつまで
国の規定では出席停止とはならないのが実情ですが、登園の目安はかかりつけの医師の診断に従って登園届を提出するのが望ましい形です。
保育園において大流行している場合、状況によって一定期間の出席自粛を行う園もあり、こうした判断に従うのも必要となります。
手足口病は症状が出てから軽くなるまで時間は掛からず、回復期を過ぎる約1週間から10日を目安とするのが一般的です。
保護者が目安としたいお子さまの状態としては、口の中や手のひらに発疹や水疱が見受けられず、食事の時に痛みなどの症状が出ていないなどの状態で園に確認を行うなど、最低限の感染経路をシャットアウトした状態で連絡を行うことにポイントがあります。
最後に
手足口病は夏時期に流行るためにプールなどの集団での楽しみや遊びなどのイベントは自粛することもポイントです。
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