足の裏が痛くて皮がむけるという症状の場合は、どのような病気が挙げられるのでしょうか。
また、どのように対応すればいいのでしょうか。
症状から、病気を探していきます。
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目次です。
足の裏が痛い、しかも皮がむける症状の場合
まず一番多いパターンとして、靴擦れが挙げられます。
足に合わない靴を履いたり、靴下やストッキングなしで靴を履いたりした場合、足の裏の皮膚が靴の内底にこすれて、皮がむけることがあります。
また、靴下を履いていても、新しい靴の場合はまだ足に馴染んでいないため、同じようなことが起こります。
靴擦れの対処や治療法
このような場合はまず包帯でテーピングを行うか、患部に絆創膏を貼るなどして、摩擦を防ぐようにしましょう。
また、いつも靴を下ろすたびに、同じ場所が痛い、あるいは皮がむけるという場合は、あらかじめその場所に絆創膏を貼っておくといいでしょう。
足の裏が痛い!しかも小さい穴、硬いし周りの皮がむける症状の場合
足の裏に出来る小さい穴、いわゆるたこ、とか魚の目と呼ばれるものです。
同じ場所に何度も圧迫や刺激を加えている場合は、角質層がその部分だけ分厚くなります。
そのせいで起こるとされています。
たこや魚の目の詳しい原因について
原因としては、合わない靴を履いている以外にも、いくつかの原因があります。
たとえば開張足や歩き方に癖があるなどで、特定の部分に負担がかかる場合、ヒールのある靴を長時間履いている場合、それから冷え性気味であるとか、糖尿病の人の場合などです。
開張足というのは、足の甲が本来はアーチを描いているのが、押しつぶされて平らになっている状態のことです。
また、冷え性の人は刺激を受けやすく、糖尿病の人は合併症を起こしやすいため、たこや魚の目ができやすくなります。
たこや魚の目の治療法
治療方法としては、靴や歩き方などをまず見直すことですが、市販薬やグッズを使うのもお勧めです。
市販薬はパッドタイプや絆創膏タイプ、液状の物などがあります。
入浴後、皮膚が柔かい状態の時に貼り、数日ほど経って白くなってから、周囲から削って行きます。
魚の目の場合はたこと違って芯がありますので、丁寧に行うようにしましょう。
市販のやすりやカッターなどのグッズもお勧めです。
ただしカミソリは避けた方がいいでしょう。
しかし、それでもなかなか取れないという場合は、皮膚科を受診するようにしてください。
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足の裏の痛い、たこや魚の目は皮膚科で治療
皮膚科でも薬を用いた治療が行われますが、症状によっては手術を行ったり、レーザーで切除したりする方法もあります。
また、糖尿病の人は、たこや魚の目ができた場合は、まずかかり付けの病院に行くようにしましょう。
子供が足の裏が痛い!という場合には注意が必要です
子供が足の裏が痛いと言う場合は気を付けてください。
なぜかと言いますと、たこや魚の目ではなくて、尋常性疣贅というウイルス性のイボの可能性があるからです。
尋常性疣贅
これは「じんじょうせいゆうぜい」と読み、特に、患部を抑えると痛いという場合には、この可能性が高いので、まず皮膚科に連れて行くようにしましょう。
治療方法はイボの除去、免疫を高める、あるいはウイルスを退治する、のいずれかの方法が採られます。
最後に
足の裏が痛い!皮がむけるといっても様々な病気や症状があります。
足に合わない靴を履いたりする場合には、靴擦れになり足の皮がむけて痛いです。
たこや魚の目もそうですが、特に尋常性疣贅は子供に発症しやすく、治りにくいとされている為、早めの対処、皮膚科の受診が重要になります。
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