ロキソニンは、医療用の消炎鎮痛剤として長い間重宝されていた薬ですが、2011年から市販薬として販売されるようになり大きな注目を集めました。
ドラッグストアに行けばたくさんの消炎鎮痛剤が販売されていますが「この商品は自分には効かない」や「この商品が最近効かなくなってきた」などの声がたくさん聞かれていました。
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ロキソニン
ロキソニンに関しましては元々医療用として処方されていた薬ですので、その効能はもちろんお墨付きです。
もちろん、服用して次の瞬間に効果が発揮されるというものではありません。
効能効果
服用後の効き始めるまでは、多少の個人差があります。
研究によると一定数の人が15分ほどで効能が発揮され、半数以上の人が30分ほどで効果が現れるという報告がされています。
効果が表れにくいという人でも60分で効果が現れるようです。
効能持続時間
また、ロキソニンを服用後、どれぐらい効能が続くのかということでも個人差があります。
例えば歯科医院での抜歯後と、もう少し大きな口腔外科手術を行った場合とで効能は異なってきます。
抜歯後であれば平均で約7時間効果が続くという報告があり、口腔外科手術を行った後では5~6時間ほどで痛みが再燃するとこが多いようです。
ロキソニン服用後
ロキソニン服用後の血中の濃度に関しましては、個人差はありますが50分弱で血中濃度は最高値に達するという報告が行われています。
一度服用後に再び服用する場合には、4時間の間隔を空ければ問題がないという報告がされていますので、3回の食事後に服用するということに関しましては何の問題もないようです。
ロキソニンの活用法
抜歯や口腔外科手術以外でも、変形性関節症や肩関節周囲炎、腰痛や歯痛などでも服用できますので、それぞれの症状によって差が出てくるものと思われます。
しかし、無理してたくさん服用する必要はありませんので、効果が弱まり再度痛みが出てきてから服用することが望ましいでしょう。
ロキソニン副作用
副作用に関しましては、少ないと言われていますが、全く副作用がないというわけではありません。
副作用
消化器系の症状としましては胃の不快感や腹痛などが報告されており、それ以外ではむくみやじんましん、眠気などが報告されています。
胃腸への負担は少ないタイプの薬ではありますが、さらに負担を少なくするためにも、食後の服用が望ましいです。
最後に
抜歯後などは食事を控えるよう指導されることが多いですが、空腹の状態で服用するよりはゼリーなどでもいいので胃に何か入れてからのほうが良いでしょう。
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