お月見とは旧暦の8月15日に月を鑑賞するという行事のことで、この日に見える月のことを中秋の名月や十五夜、芋名月などと呼んでいます。
月見の行事の詳しいルーツなどは、まだ分かっていない部分も多いです。
月が見える日にはお月見団子やススキや萩、里芋などの収穫した野菜などを供えます。
ススキには米の豊作、萩には神様の箸の意味合いがあると言われています。
そしてお月見団子には豊作の祈願や収穫に、感謝することから供えるようになったとされています。
お月見団子の作り方
季節を感じながらお月見団子を食べる風習は今も残されており、スーパーなどで手軽にお月見団子は購入することが出来ます。
しかし自分で手作りして月を眺めながら、食べるという方が行事をより楽しめます。
そこでお月見団子の簡単な作り方について説明していきます。
料理をしたことのない人でも簡単に作ることが出来るので、是非作り方をマスターしてお月見をしてみてはいかがですか。
1、準備
まず用意するのが団子15個分で、だんご粉を120グラムと水が80から90ccです。
だんご粉とはうるち米ともち米を同じ割合で、混ぜている米粉のことです。
2、こねる
手順としてはだんご粉に水を少しずつ混ぜていき、固さが耳たぶ程度になるまでこねていきます。
3、丸い形に
丁度良い感じになったらこねた生地を15等分にして、手のひらの中で転がすように丸く形を決めていきます。
4、沸騰したお湯に団子を投入
その間お鍋にたっぷりのお湯を沸かしておき、沸騰したら先程丸めた団子を入れていきます。
最初は沈んでいた団子が浮き上がってきてから艶が出てくるまで、2分から3分程煮ていきます。
5、冷やす
茹で上がりを氷水が入ったボールに入れて、冷水にさらしていきます。
冷めれば出来上がりなのですが、ここで一工夫します。
軽く風を与えると団子にテリが出て見た目的にも美味しそうに仕上がります。
6、味付け
そのまま食べてもモッチリとして美味しいのですが、あんこやきなこ、抹茶などの味を付けても、とても美味しくいただけます。
団子の味付けについて
今インターネットには自作の団子のレシピが数多く公開されていて、オーソドックスなものからうさぎの形をした見た目や、一捻りある味付けのものまで見ることが出来ます。
作り方はとても簡単なものばかりなのでそのようなレシピも参考にして、お子さんなどと一緒にこねて丸めながら作ってみてはいかがですか。
最後に
市販の物を買ってきて食べるのとは違い、お月見団子を手作りして食べることは季節を感じることができ、また行事も楽しめます。
今年のお月見は家族総出で、手作りというのはいかがですか。
きっといい思い出になりますよ。
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