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「躓く」は「つまずく」と「つまづく」どっちが正しいのか?

      2016/10/09

 

何かに足をとられてバランスを崩したり、転んだりすること「躓く」といいます。

ところでこの「躓く」ですが、ひらがなで正しく書こうとすると、迷ってしまう人が多い字として知られています。

つまり「つまずく」なのか「つまづく」なのか、ということです。

ここでは、「躓く」は「つまずく」と「つまづく」どっちが正しいのかについて紹介します。

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「躓く」は「つまずく」と「つまづく」どっちが正しいのか

 

現在売られている標準的なパソコンや、スマートフォンなどに搭載されている漢字変換ソフトだと、「つまずく」「つまづく」このどちらで入力しても正しく変換されます。

ただ、こうしたソフトはあいまいな記憶のまま入力しても正しく変換されるよう、ある程度の「ゆらぎ」に対応した設計となっているので、実際にひらがな表記する場合にどちらでもいいというわけにはいきません。

それではどちらが正解なのかというと、結論から言えば「つまずく」が正解で、「つまづく」は誤りということになります。

ただ、これを正解とした場合、1つの疑問が浮かびます。

それは、もともとの意味を考えた場合、「つまずく」ではなくて「つまづく」が正しいのではないのかということです。

躓くの意味と類語

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「躓く」という言葉の意味は元は「爪・突く」です。

つまり、普通の歩き方なら足の裏を地面につけて歩くところを、つま先を突いてしまったがゆえにバランスを崩したという意味を持っています。

となれば「突く」の「つ」が濁った「づ」が正しいのではないかと考えるのは当然です(もう一つの意味としては、失敗の意味も持っています)。

類語

ちなみに躓くの類語には、

 

転倒するの意味

・躓く:こける、転ぶ、転倒

失敗するの意味

・躓く:コケる、頓挫する、暗雲に乗り上げる、、壁にぶち当たる、失敗

 

などの言葉が挙げられます。

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仮名遣いのルール規制

現在使われている仮名遣いのルールが定められたのは比較的新しく、1946年のことです。

それまでは「ちょうちょ」を「てふてふ」と書くようないわゆる歴史的仮名遣いが使用されていたのですが、文字の表記と実際の発音に不整合が見られることから、政府主導で整理することになったのです。

その際に基本となったのは、表音主義、すなわち「できるだけ実際の発音に表記を合わせる」という考え方です。

その一例がziやzuなどの濁音で、従来は「ぢ・づ」と「じ・ず」の両方の表記が語によってまちまちだったのを「じ・ず」に統一したのです。

結果

この原則に従った結果、「躓く」は「つまずく」と表記されるようになったのです。

稲妻

同様に「稲妻」も元の意味を考えれば「稲・妻」だから「いなづま」となるところを、現在では「いなずま」と表記します。

融通

また「融通」も「ゆうずう」となります。

 

つまり、ziやzuの音が入った語をひらがなで表記する際にどう書けばいいか迷った時は、発音にそのまま従っておけば間違いないということになります。

ただ、この原則にも例外はあります。

たとえば

「縮む」は「ちじむ」ではなく「ちぢむ」、「続く」は「つずく」ではなく「つづく」

と書きます。

これは、同じ音が連続したことで音が濁る時は、同じ字を使うという別のルールに従っているからです。

 

最後に

 

こうした、ziやzuの音が入った語は少しやっかいですが、ひらがなに変換する際には発音通りにすれば良いようです。

迷った際は、転ぶ、こける、などの類語に変換する方法もいいかもしれません。

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