人生哲学

人生の目的の見つけ方と目標を立てる際の例について

投稿日:2015年12月6日 更新日:

 

人生の目的とは、

そこにいる事が誇りであり、満足を得られるものであれば、それはその人にとって人生の目的の場所と言ってもいいでしょうが、そうでないのなら、それは間違った世界と言えるわけです。

人生というものは、そうした自分の本当の「人生の目的」というものを探す旅であり、その見つけ方を見つける事が人生と言えるのです。

ただ生活のためだけに、やりたくもない事を仕事としているようなものは、自分の本当にやるべきものとは言えないのです。

そしてそういう観点で、自分の生き方を探す人は、自分の本当の人生を、見つける事ができるでしょう。

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人生の目的の見つけ方

 

「人生の目的」というものは、どんな人間にでもあるものです。

しかしそれが、本当にその人にとって正しいものであるのかどうかは、誰にもわからないものです。

それを知る術は、原則ないのです。

それはひとつの基準としましては、自分で今の人生を生きていて、それが生きがいであり、充実しているかどうかというものがあります。

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つまり朝起きるのが面倒で、仕事を始めるのもおっくうで、「早く定時になって欲しい」と思ってしまうような状況では、少なくともその仕事はその人の、本当にするべきものではないと言えるのです。

ですので、自分の本当にあるべき「人生の目的」というものの見つけ方としましては、今の自分の生活のスタイルが、自分の満足できるものかどうかという点を見る事で、わかるのです。

野球選手の場合

例えば、野球選手というものはどうでしょうか。

基本、野球選手というものは、野球の嫌いな人がなる事は、まずないでしょう。

しかしそれは、ただ野球が好きだというだけで、簡単に務まるものではありません。

成績が出せなければ簡単に落第しますし、一軍に行って大活躍でもしない限り、コーチや野球解説者のような、つぶしもききません。

年棒制と言えば聞こえはいいですが、簡単なミスだけでもすぐに減点対象になりますし、それは決して楽な世界ではないのです。

実力重視の世界

そのように見てみますと、スポーツの世界や芸能界のように、一見華やかな世界でも、ただ好きなだけで務まるような甘い世界ではなく、その実力を見限られれば、すぐにでも転落する世界なのです。

そういう世界にいても、それが「生きがい」と言えるのであれば、それは自分にあった世界と言えるかもしれませんが、そうでないとしましたら、やはりそれは自分にとって、「人生の目的」と言える世界ではないのです。

自分の本当にあるべき居場所というものの見つけ方とは、その世界に在籍していて、「それが生きがいと言えるかどうか」にあるのです。

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人生の目標を立てる際の例について

 

人生の目的が決まったのなら、後は信念を持ってその目標に突き進むだけです。

「人生の目標」と聞くと、何だか途方に暮れてしまいそうな気がします。

そこで日常的なことから楽しく考える例を紹介したいと思います。

人生の目標の立て方の例

<はじめに>

「目標」とは、どんなことか理解することが大切です。

似ているようで全く異なる「目標」と「目的」。なかなかむずしいです。

「目的(ゴール)」を達成するために、どんなことをするか決めたことが「目標(手段)」になります。

例「かわいい洋服を購入する」

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(Aさんの場合:「目的(ゴール)」)

かわいい洋服を購入することが目的(ゴール)のAさんは、購入できたことで満足なため、その後その洋服がどうなるかは考えていない可能性が高いのです。

いろいろなシーンでその洋服をたくさん着る場合もありますし、1回も着ないでクローゼットで忘れられている場合も考えられます。

Aさんの「目標(手段)」は、かわいい洋服を購入するために、いろいろなお店に足を運んで見つけることやネットで探すことと思われます。

 

(Bさんの場合:「目標(手段)」)

かわいい洋服をディナーに着ていくことが目的(ゴール)のBさん。

洋服を購入出来ても、出来なくても、かわいい洋服をディナーに着ていければ満足な可能性が高いです。

「目標(手段)」が達成でき、今現在持っている洋服より、もっとかわいいお気に入りの洋服を購入することができれば、ディナーは、より楽しく満足のいく時間を過ごすことができるでしょう。

しかし「目標(手段)」が達成できなくても、手持ちのかわいい洋服を来てディナーに行くことはできます。

ですので、「目的(ゴール)」は達成できたことになります。

 

考え方により全然違う目標と目的

AさんとBさんは、「かわいい洋服を購入する」という同じ考えをしていても「目標(手段)」や「目的(ゴール)」によって全然違う考えだと感じてしまいます。

例「結婚すること」

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「結婚すること」という例で考えてみると、

Aさんは「結婚すること」が「人生の目的(ゴール)」、「人生の目標(手段)」は合コンやお見合いパーティー。

Bさんは「結婚すること」は「人生の目標(手段)」で、「人生の目的(ゴール)」は「幸せな生活を送ること」。

この場合、人にもよりますが、Bさんの方が長く幸せに暮らせる相手を選んでいるので、Aさんよりも結婚後は幸せな生活を送ることができるのです。

 

最後に

 

「目的(ゴール)」がしっかり分かっていれば、「目標(手段)」はいろいろな場面に応じて増やしたり削ったりして常に修正が必要と思われます。

毎日の生活でも「目標(手段)」と「目的(ゴール)」をきちんと区別すると、無駄遣いをしない生活ができそうな気がします。

「人生の目標」は「目的」がきちんと分かっていると、やりたいことがいろいろ見つかり「目標」を決めるのが楽しくなりそうです。

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