人生哲学

何もしたくない人(無気力)の特徴5つとその対処方法

投稿日:2017年8月7日 更新日:

 

やる気が起きず、何もしたくないときというのは誰にでもあります。

一方で、やる気はあるけど、何もしたくないときもあり、人によって様々です。

(全部投げ出してしまいたい人、1日中寝ていたい人、会社から帰るとぐったりしてもう何もしたくない人、何もしたくないので家に引きこもる人など)

ここでは、何もしたくない人(無気力)の特徴について紹介します。

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何もしたくない人(無気力)の特徴

 

一般的な俗説

一般的には、何もしたくない人(無気力)というのは、感情や欲求を我慢している人である場合が多いです。

感情や欲求というのは、人の気持ちであり欲求は何かをしたいと強く望むことなのでそれを我慢すると、本来得られるはずだった快感を得ることができません。

これを「欲求不満」と言い、こうした状況ではもちろんですが、強い意志や思いを抱くことはできません。

そうすると無気力となり、やるべきことはあるのに、何もしたくなくなるというのはよくあることです。

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また仕事をしている場合には、ストレスが関係していて、何もしたくない人(無気力)になっている場合があります。

上司から仕事を押しつけられ、色々と強制され全く楽しくない、という気持ちになっていないでしょうか。

仕事が楽しくないと、どんどん仕事が嫌いになり、何にもしたくないという気持ちになることがあり、こんなにも何もしたくないのは、もしかしたら病気のせいなのかもしれないと思うわけです。

もちろんですが、ストレスが溜まり過ぎると病気になります。

ただし、ストレスは良いストレスと悪いストレスに分けられます。

良いストレスの場合には、人を奮い立たせるものであったり、ストレス反応で脳や体を活性化させるなどの効果があります。

一方で、悪いストレスの場合には、不安や過労などの身体に悪いものとなります。

職場で長期間こうした悪いストレスにさらされることで、仕事への意欲を失うこともあり、うつ状態になることもあるのです。

うつ病(病気)との関係性

仕事への意欲がわかない、何もする気が起きない、何もしたくないというのは、これはうつ病の症状でもあります。

しかしながら、一般的には落ち込んだり、物事をするのに気が進まないといっためんどくさい気分になる、こうした症状は誰にでも起きることで普通なら数日たつと自然と回復するものなのです。

ゆえにこうした症状が一向に回復傾向に向かわないのなら、うつ病なのかもしれません。

うつ病は、憂うつ、気が進まない、イライラなどの気分障害が長く続き、苦痛を伴うと言われています。

精神面では、気分が落ち込む、やる気を失う、考えることや集中力の低下、色々と面倒になる、自信がなくなる、自殺願望など。

身体的には、睡眠異常、食欲がなくなったり逆に増える、疲労、体のだるさなどの症状が現れるとされています。

うつ病の原因としては、ストレスが多いと言われています。

もし、何もしたくないという症状が一向に回復せず、他の複数の症状も現れている場合には医療機関を受診することが必要になります。

自分を追い詰める

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何もしたくない人(無気力)の特徴としては、自分を追い詰めることが挙げられます。

何もしたくなくて、何もしない自分を責める。

「これを成し遂げるまでは、これはできない」とか、「自分の欲求を満たすことは、許されない」と無意識のうちに思っているのではないでしょうか。

こうなると、最終的には頑張り過ぎてしまい、もう何もしたくないという状態になります。

目標が高すぎるのもあるかもしれませんが、つまりは、心の疲れです。

自分を追い詰め過ぎたことで感情が否定し始めたのです、もう何もしたくないと。

本当はもうとっくに疲れていて、休みたいのです。

「まだいけるとか、まだ大丈夫だから」というのは全部嘘で、本当はもう休みたかったという心の声なのです。

考え過ぎた結果、自分の思いとは逆のことをしていたので、その反動で「何もしたくない」という状態になったと考えられます。

完璧主義で、真面目過ぎるがゆえに起きるのかもしれません。

もっと楽観的に人生を楽しめれば良いのかもしれませんね。

やる気スイッチが入っていない

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何もしたくない人(無気力)の特徴としては、やる気スイッチが入っていないことが挙げられます。

やる気スイッチとは、その名の通り人をやる気にさせるスイッチのことです。

このスイッチが入ることで、人は物事を行う意欲に溢れることができるのです。

しかし、このやる気スイッチは何をきっかけにして、スイッチがONの状態になるのかがわかりません。

テレビを見ているときかもしれませんし、学校に通っているとき、友達と遊んでいるとき、漫画や本を読んでいるときかもしれません。

つまり、今日入るかもしれませんし、このまま一生入らないこともあるかもしれないのです。

なので今すべきことは、なるべくたくさんのことを経験しておくことなのかもしれません。

やる気スイッチが入りさえすれば、物事に興味関心を持つようになり、自発的に努力を行うようになるので、今はまだ何もしたくない人(無気力)であってもいつかはやる気を出す日がくるはずです。

やる気の出し方

また、人間は気分というものに左右され、やる気を失ったり、やる気を出したりします。

例えば、職場や学校で何かしら嫌なことがあると「今日は気分が悪いんだ」と部屋に引きこもってしまって、やる気をなくすことがあります。

しかし、やる気はコントロールすることができるのです。

最近あった嬉しいことを想像してみたり、紙に書いてみたりすると不思議とモチベーションが上がるといったことがあります。

これを用いれば、簡単にやる気を引き出すことは可能なので、簡易的にですが「何もしたくない」という状態から抜け出すことができると思われます。

一度試してみてはいかがでしょうか。

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言い訳を見つける

何もしたくない人(無気力)の特徴としては、言い訳を見つけるのが得意です。

アラブのことわざに、

何かをしたい人は手段を見つけるが、何もしたくない人は言い訳を見つける。

というものがありますが、何もしたくない人(無気力)は言い訳を見つけます。

「だって、忙しかったんだもん」などです。

これを責任転嫁といい、「だって、・・・」から始める言い訳をするのは女性が多いようです。

また、前もって予防線を張るタイプの言い訳をする人は、一見すると謙虚に見えますが、実はプライドが高い人なのです。

失敗したときのことを考えて、自尊心が傷つかないように言い訳を見つけているのです。

ちなみに、本気で努力した人は言い訳をしないとも言われています。

引きこもり/ニート

何もしたくない人(無気力)の特徴としては、引きこもりやニートが挙げられます。

社会に出ることへの不安感や恐怖感から、誰とも会いたくなくなり、何もしたくもないので、家に引きこもるのが彼らの特徴です。

社会的引きこもりは、無気力でいつもダラダラとしているようにも見えますが、実は人から認められたいと思っていて、でも「自分は劣っているから恥をかくのは嫌だ」とも思っているのです。

つまり、彼らはプライドが高いから引きこもるのです。

また、何もしたくない人(無気力)は当然仕事への意欲もなくなるので、会社を辞めてしまい、ニートとなります。

彼らは極力身体を動かしたくないので、ベットの上で生活するようになり、ダラダラと過ごします。

 

何もしたくないとき(無気力)の対処方法

 

深呼吸する

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気持ちが落ち込み、何もしたくない気持ちになることがあります。

そうなると、立ち上がる気力さえなくなり、茫然と座り込んでいることも珍しくありません。

こういうときは、一度目をつむり、深呼吸しましょう。

新しい空気を取り込むことで、古い気持ちを捨て去り、新しいやる気を入れ込むことができます。

何もしたくないときは、気持ちの問題なので、心を整えることが大切です。

深呼吸には不思議な力があり、心や自律神経を自然と整えてくれます。

姿勢を正し、大きく息を吸い込んで、鼻から吐き出します。

落ち着いてゆっくりと、三回ほど行うと、気持ちが落ち着くことが多いです。

行動する

また、深呼吸をして、少しでも落ち着いたら、ひとまずなんでもいいので、行動してみましょう。

たとえば、トイレに行くだけでもいいのです。

トイレに行くために立ち上がることができれば、何らかの行動を起こすことができます。

ただ座り込んでいる状況を改善する必要があります。

人間の脳は、最初はやる気がなくても、一度行動を起こすと、スイッチが入るようにできています。

そのため、たとえ五分間だけだとしても、一度何かの作業に取り掛かると、きりが良いところまで続けたくなり、気づくと何時間も作業していることがあります。

そのため、最初の一歩を踏み出すことが、とても大切です。

まずは、何でもよいので行動し、それを少しだけ続けましょう。

そうすると、いつの間にか、いろんなことをしていることに気づきます。

睡眠をとる

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それでも、何もしたくない気持ちが勝って、最初の一歩を踏み出せないときは、いったん、睡眠をとります。

眠っている間は、体だけではなく、心も休んでいる状況です。

目覚めたとき、悩んでいることや、悪いことが頭をよぎり、なかなか起き上がれない可能性もありますが、休んだおかげで、少しすっきりと起き上がれる可能性もあるので、ひとまず、休むことが大切です。

紙に気持ちを書き出す

そして、少しでも行動できるときに、紙に気持ちを書き出してみましょう。

いろんなことを書き出しているうち、自分がどうしてやる気を失っているのか、今何をすべきなのかが見えてくることがあります。

何もしたくないとき、人は、頭の中が混乱していることが多いです。

何をしたらよいのかはっきりせず、どこを目指していいのかわからなくなって、暗くなっているのです。

それを解決するためには、気持ちややるべきことを整理することです。

きちんとやることが見えてくると、自然と取り掛かることができます。

 

最後に

 

以上、何もしたくない人(無気力)は、欲求不満、ストレス、心の疲れなどの気持ちの問題が何もしたくない人にさせています。

あるいは、心と身体のエネルギーが欠如していたり、病気(うつ)であることもありますので、休養をとっても、症状が一向に回復しないようであれば、医療機関を受診することも必要です。

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